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カーティス・フラー/ブルースエット
JAZZ others 2
2005年05月29日
Curtis Fuller / Blues-ette
今日はカーティス・フラーの人気盤『ブルースエット』です。1曲目「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」はTVコマーシャルに使われていたほど典型的なモダン・ジャズの有名曲ですね。パーソネルは、カーティス・フラー(tb)、ベニー・ゴルソン(ts)、トミー・フラナガン(p)、ジミー・ギャリソン(b)、アル・ヘアウッド(ds)。1958年NY録音。SAVOY Records。
本作に収められた「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」の作曲者ベニー・ゴルソンはアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズのテナー兼音楽監督として知られていますがやはり作編曲者として著名ですね。テナー奏者としてはコールマン・ホーキンズやラッキー・トンプソンらのバップ系であり決してパーカー派ではなく、うねるような独特のフレージングが魅力でもあります。
この『ブルースエット』の録音日は定かではありませんが、58年11月以降、ジャズ・メッセンジャーズの仏巡業に参加していますので、それ以前の夏~秋頃だろうと言われています。ゴルソンは同時期にアート・ファーマーと組んだ名作『モダン・アート』(58年9月)も残しています。ゴルソンの作曲には、他にも例えば、「ウィスパー・ノット」、「アイ・リメンバー・クリフォード」、「ブルース・マーチ」、「ステープルメイツ」など、印象的で美しいメロディを持つスタンダード化した曲が多数ありますね。
一方の主役であるカーティス・フラーは、57年にデトロイトからNYに出てきまして、ブルーノートで多くのセッションに起用されます。ジャズ・トロンボーンではJ.J.ジョンソンの独壇場でしたが、本作がフラーにとって決定的な出世作となり、新人としてスポット・ライトを浴びることになります。この後も、フラーとゴルソンのコンビは59年にかけての短期間に合計6枚のアルバムを残しています。
全6曲。CDでは2曲の別録音ボーナスが追加されています。いずれの演奏もメロディックな曲調をベースにしたファンキーな味わいがあってジャズを楽しむにはもってこいの内容だと思います。やはり1.Five Spot After Darkでの心地よいテーマとフラーのまろやかなトロンボーンの響きが印象深いですね。テーマ・リフの後、フラー→ゴルソン→フラナガンと快調なソロが繰り広げられます。5.Love Your Spell Is Everywhereなども同様の路線。ゴルソン→フラー→フラナガン→ギャリソンと続くソロはいいずれも魅力的でして、フラーの端整で落ち着いた佇まいとは対照的なゴルソンの奔放なブローイング、それにフラナガンのツボを押えたアーシーなセンスは流石にいい感じです。
1. Five Spot After Dark
2. Undecided
3. Blues-ette
4. Minor Vamp
5. Love Your Spell Is Everywhere
6. Twelve-Inch
7. Blues-ette - (alternate take 3, bonus track)
8. Five Spot After Dark - (alternate take 2, bonus track)
JR.comでは試聴可能です。→Curtis Fuller / Blues-ette
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Curtis Fuller / Blues-ette
関連エントリーはこちら。→『アート・ファーマー/モダン・アート』
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投稿者 Jazz Blogger T : 09:32
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アート・ペッパー/ミーツ・ザ・リズム・セクション
JAZZ Sax 2
2005年05月28日
Art Pepper /Art Pepper Meets The Rythm Section
今日はアート・ペッパーの傑作『ミーツ・ザ・リズム・セクション』です。当時東海岸を代表するマイルス・デイヴィス・クインテットのリズム隊と、西海岸を代表するアルト・サックス奏者のアート・ペッパーとが共演した異色の作品。当日の朝まで録音のことを知らされなかったペッパーですが最高の演奏を残すことになりました。パーソネルは、アート・ペッパー(as)、レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。1957年LA録音。Contemporary Records。
56年秋にの歴史的なマラソン・セッションをプレスティッジに録音したマイルス・デイヴィス・クインテットがその直後57年1月西海岸に巡業に来た折に、コンテンポラリー・レコードのレスター・ケーニッヒは機敏にその機を捉えて、その人気のリズム隊とやはり当時絶好調のアート・ペッパーとを組み合わせる企画を実行に移しました。いわばウエスト・ミーツ・イーストという趣向です。ケーニッヒは、同年3月にソニー・ロリンズがロスを訪れた折にも、西海岸のレイ・ブラウンとシェリー・マンを組み合わせて名作『ウェイ・アウト・ウェスト』をプロデュースしています。
当時56年後半から57年にかけてのアート・ペッパーは『アート・ペッパー/ザ・リターン・オブ・アート・ペッパー』に書いた通り生涯最高の録音を続けざまに残していまして、その最後尾を飾るアルバムが本作です。ペッパーといえば、繊細なセンスに裏づけられた情緒豊かで陰翳感のある、日本人好みの最高のアルト奏者。そして白人サックス奏者としては異例の黒人的なブルース・フィーリングを有しています。本作でのペッパーは、その際立った個性が強靭なリズム・セクションに触発される形で火花を散らすようにスリルをもって発散されている、そんな印象があります。同時期の名作『モダン・アート』がペッパー・ファン受けする渋い陰のアルバムとすれば、こちらの『ミーツ・ザ・リズム・セクション』は万人受けする明るい陽のアルバムといえるかもしれません。
全10曲。得意とするマイナー系を中心とした内容です。まず、7.Tin Tin Deoが最高に素晴らしい。フィリー・ジョーの叩き出すラテン・リズムに鼓舞されたペッパーの多彩で自在のアルトは圧巻です。また、スタンダード曲、1.You'd Be So Nice~、3.Imagination、8.Star Eyesの3曲はいずれもペッパーの特徴が否が応でもにじみ出てくる好選曲で、ペッパーの連綿たるデリカシーと次々と湧き出るイマジネーションが圧倒的です。レッド・ガーランドのピアノもまさにマイルス・グループを彷彿とさせるものがあり、その粒だった音やコードの響きには興趣を誘われます。また、本来ディキシー曲である6.Jazz Me Bluesで展開されるアルト・ソロなども聴きもののひとつで十分に堪能させられる内容です。
1. You'd Be So Nice To Come Home To
2. Red Pepper Blues
3. Imagination
4. Waltz Me Blues
5. Straight Life
6. Jazz Me Blues
7. Tin Tin Deo
8. Star Eyes
9. Birks' Works
10. Man I Love, The - (bonus track)
JR comでは試聴可能です。→Art Pepper Meets The Rythm Section
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Art Pepper Meets The Rythm Section
関連エントリーはこちら。→ 『アート・ペッパー/ザ・リターン・オブ・アート・ペッパー』
→ 『アート・ペッパー/モダン・アート』
→ 『レッド・ガーランド/グルーヴィー』
→ 『ソニー・ロリンズ/ウェイ・アウト・ウェスト』
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投稿者 Jazz Blogger T : 21:43
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バド・パウエル/バド・パウエルの芸術
JAZZ Piano 2
2005年05月24日
Bud Powell / Bud Powell
今日はバド・パウエルの歴史的名盤の『バド・パウエルの芸術』です。ジャズの魅力に取り付かれたある往年の日々に教科書のように繰り返し聴いたなつかしのアルバムです。パーソネルは、バド・パウエル(p)、ジョージ・デュヴィヴィエ、カーリー・ラッセル(b)、マックス・ローチ、アート・テイラー(ds)。1947年、1953年録音。Roost。
ジャズを積極的に聴くようになった20才前後の頃、アルバイトで得た小銭を中古レコードにつぎ込むようになってすぐにこのレコードには出会うべくして出会ったのでした。その素晴らしいバド・パウエルのピアノを実際に耳にしたときの感動、そして、毎日のように聴いたその琥珀のような音の連なりはいまだに青春の日々を彷彿とさせてくれる貴重な記憶になっています。
しかしながら、ある時そう20代半ばの頃、ずっと下宿にTVのない生活を過ごしていたのですが、ひょんなことから近くに住む大学研究室の1年後輩にTVを借りることになり、そのお礼にと、このレコード、中古で買って擦り切れるように聴いたレコードを差し上げたのでした。彼の下宿(薄汚い大学の寮でしたが)に行くとビル・エバヴァンスの『ワルツ・フォー・デビー』があったりしまして少しジャズに興味があるとかということで、先輩としては自慢のバド・パウエルのレコードをこっちの水はもっとおいしいかもよといったノリで自信を持って提供することにしたのでした。
それ以来、20年くらい、このバド・パウエルの『芸術』に触れることなく、昨年末にCDを入手して再会することになるのでした。音の記憶といいますのは、臭いや味の記憶も同様だと思いますが、相当にしぶといものがありますようで、私はそのことを改めて心地よく思い知らされました。8曲目のEverything Happens to Me や4曲目のI Should Care などの美しいメロディとパウエルの魅惑的なアドリブを耳にしますと涙が出てくるように昔の感激が蘇ってくるのです。おお~ありがとう、といった感謝にも似た感情がしみじみと湧き上がってくるのでした。
レコードのA面1~8が47年録音の初リーダーセッション、B面9~16が53年の録音です。精神状態がいずれも良かったとのことで、本来の天才的なひらめきやソロ・イディオムの構築感を堪能することができます。今、こうして聴いていますと、47年録音は勿論文句なしの名演なのですが、53年の録音の方もその深い音楽性が感じられて妙に納得させられるのです。
いずれも曲頭が詩的に始まりますね。それに、例えば、12曲目You'd Be So Nice to Come Home Toや14曲目My Devotionでの後のエヴァンスを感じさせるような斬新な解釈、15曲目 Stella by Starlightでの左手の達観したようなコード、16曲目のWoody 'N Youなどでの説得力のあるフレージング、などなど芸術と呼ぶに相応しいような工夫が随所に施されているのですよ。勿論、10曲目Burt Covers Budや11曲目My Heart Stood Stillでの典型的なパウエル調の長くてキュートなソロは大のお気に入りです。
1. I'll Remember April
2. (Back Home Again In) Indiana
3. Somebody Loves Me
4. I Should Care
5. Bud's Bubble
6. Off Minor
7. Nice Work If You Can Get It
8. Everything Happens to Me
9. Embraceable You
10. Burt Covers Bud
11. My Heart Stood Still
12. You'd Be So Nice to Come Home To
13. Bag's Groove
14. My Devotion
15. Stella by Starlight
16. Woody 'N You
iTunes Music Store では試聴可能です。→
Bud Powell/バド・パウエルの芸術
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Bud Powell / Bud Powell
バド・パウエルの過去のエントリー。→『アメイジング・バド・パウエルVol.2』
→『バド・パウエル・イン・パリ』
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ポール・チェンバース/ベース・オン・トップ
JAZZ others 2
2005年05月21日
Paul Chambers / Bass on Top
今日はポール・チェンバースのリーダー作で人気盤『ベース・オン・トップ』です。ブルーノートに3作目の本作はケニー・バレルを迎えての渋い一枚に仕上がっています。パーソネルは、ケニー・バレル(g)、ハンク・ジョーンズ(p)、ポール・チェンバース(b)、アート・テイラー(ds)。1957年録音。BlueNote1569。
ポール・チェンバース(1935~69)は、本ブログではリーダー作紹介が今回初めてにもかかわらず間違いなく隠れた常連さんなのです。ページの左上の方にサイト内検索というものがあり、私自身もそれを用いてよく調べるのですが、ポール・チェンバースと入力しますと現在22の検索結果が出ます。この記事をアップすれば当然一つ増えて23になっていると思いますが、ビル・エヴァンス24、マイルス・デイヴィス23と並んで、ほぼトップ・クラスというわけですね。
意外な結果ではありますが、本ブログは50年代と60年代のメインストリーム・ジャズを中心に扱っていることから、さもありなんという結果だと思われます。55年の20才の頃にマイルス・デイヴィスのレギュラー・リズム隊に加わり、その後、数多くのレコード録音に参加して、69年というモダン・ジャズの全盛期が終わりかける時期に亡くなっていますので、50年代半ばから60年代のモダン・ジャズ最盛期に大活躍しているのですね。まさにモダン・ジャズ・ベースの申し子のような存在なのだと思うのですね。
ふだんは地味な役回りに終止するところをしっかりとリーダーシップを発揮しています。BlueNote第1作『Whims of Chambers』(BN1534)の2曲ですでにケニー・バレルらとのカルテット演奏を吹き込んでおり、本作はその延長にあることが明らかではあります。彼としてはこれくらいのホーンレスの小コンボが丁度ほどよく自らを主張できてしかも全体を支配できるという意味では適しているのだと思われます。ミンガスのように小エリントン楽団を想起させるほどの色濃い音楽性を示すタイプでもないですからね。
全6曲。普通より少しだけベースがクローズアップされた、心地良い典型的なハード・バップ・サウンドなのです。ケニー・バレルのブルージーでアーシーなギターが実に良い具合です。ハンク・ジョーンズの落ち着いた端正なピアノも、バレルとチェンバースとの組み合わせにピッタリの感じがします。曲目では、4.Dear Old Stockholmがお好みの演奏です。マイルス楽団でのおなじみの名演が同種の趣きを放ちつつも、より沈静したいぶし銀の輝きを感じさせます。それに2.You'd Be So Nice To Come Home Toがいですね。長いチェンバースのピチカート・ソロの後、満を持してバレルが登場してくる辺りにはジャズ・フィーリングの醍醐味がありますね。ただ、1.Yesterdaysでのチェンバースのアルコ(弓弾き)にはちょっと身を引きますが(笑)。
1. Yesterdays
2. You'd Be So Nice To Come Home To
3. Chasin' The Bird
4. Dear Old Stockholm
5. Theme
6. Confessin'
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Paul Chambers / Bass on Top
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デューク・エリントン/エリントン・アット・ニューポート
JAZZ others 2
2005年05月19日
Duke Ellington/ Ellington at Newport
今日は敬愛するデューク・エリントンさんにご登場願いました。『エリントン・アット・ニューポート』です。1956年のニューポート・ジャズ・フェスティバルでのライブ録音です。50年代のエリントン楽団の実力と音楽性が存分に発揮された名作です。パーソネルは、デューク・エリントン(p)、キャット・アンダーソン、ウィリー・クック、クラーク・テリー、レイ・ナンス(tp)、ブリット・ウッドマン、ジョン・サンダース、クェンティン・ジャクソン(tb)、ジミー・」ハミルトン(cl)、ジョニー・ホッジス(as)、ラッセル・プロコープ(as,cl)、ポール・ゴンザルベス(ts)、ハリー・カーネイ(bs)、ジミー・ウッド(b)、サム・ウッドヤード(ds)。1956年、NY、ニューポート・ライブ録音。
エリントン楽団は40年代に絶頂期を迎えましたが、50年代、60年代も高い音楽性を示すアルバムが多数ありますね。個人的にも50年代以降のモダンで、一元化したジャズの枠に納まりきらず、コンテンポラリーなエリントンの音楽が大好きです。
むしろ○○組曲と題されたアルバムにそうしたエリントンの創意や独創性が顕著ではありますが、本作の『エリントン・アット・ニューポート』ではエリントン楽団のオーソドックスな一面を示した典型的な一枚といえるものです。ただ、そうした中にも、例えば、2曲目(CDではDisc1の11曲目)の「ブルース・トゥ・ビ・ブルー」などに聞かれるサックス・セクションのコーラスが醸すエレガントな美的感覚などは通常のジャズではなかなかお目にかかれない極上の類だと思われます。その後のラッセル・プロコープのクラリネット・ソロなども同様の美学の線上にあるでしょうし、続くレイ・ナンスのブルース調のミュート・トランペット、それにエリントンのバックでサポートするピアノのエレガンス具合などほんと心地良い音楽だと思うのですね。
CDではニューポート・ジャズ・フェスティバルでのエリントン楽団の全貌が聞けるコンプリート版が出ていまして、ちなみに私の持っているもともとのLPにはA面にDisc1の9,11,13の3曲、B面にDisc2の3とDisc1の19の2曲の計5曲が収められていたに過ぎないのです。でもこの選曲は十分に当夜の雰囲気を伝えるハイライトではあると思うのです。B面1曲目(CDではDisc2の3曲目)の「ジープス・ブルース」はジョニー・ホッジスのための曲ですがそのアルト・ソロは圧巻です。憂いのある響きにはいつも唸らされますね。また、B面2曲目(CDではDisc1の19曲目)の「ディミヌエンド・アンド・クレッシェンド・イン・ブルー」でのエキサイティングなソロの連続は流石にエリントン楽団の魅力をよく伝えていると思います。
関連ページはこちら。→デューク・エリントン『ブラック・ブラウン&ベージュ』
→デューク・エリントン『極東組曲』
Disc: 1
1. Star Spangled Banner - (previously unreleased)
2. Father Norman O'Connor Introduces Duke & The Orchestra / Duke Introduces Tune & Anderson, Jackson, & Procope
3. Black And Tan Fantasy
4. Duke Introduces Cook & Tune
5. Tea For Two - (previously unreleased)
6. Duke & Band Leave Stage / Father Norman O'Connor Talks About Festival
7. Take The "A" Train
8. Duke Announces Strayhorn's A Train & Nance / Duke Introduces Festival Suite, Part I & Hamilton
9. Festival Junction - (previously unreleased)
10. Duke Announces Soloists; Introduces Part II
11. Blues To Be There - (previously unreleased)
12. Duke Announces Nance & Procope; Introduces Part III
13. Newport Up - (previously unreleased)
14. Duke Announces Hamilton, Gonsalves, & Terry / Duke Introduces Cook & Tune
15. Sophisticated Lady
16. Duke Announces Grissom & Tune
17. Day In, Day Out - (previously unreleased)
18. Duke Introduces Tune (s) And Paul Gonsalves Interludes
19. Diminuendo In Blue And Crescendo In Blue
20. Announcements, Pandemonium
21. Pause Track
Disc: 2
1. Duke Introduces Johnny Hodges
2. I Got It Bad (And That Ain't Good) - (previously unreleased)
3. Jeep's Blues
4. Duke Calms Crowd; Introduces Nance & Tune
5. Tulip Or Turnip - (previously unreleased)
6. Riot Prevention
7. Skin Deep
8. Mood Indigo - (previously unreleased)
9. Studio Concert - (excerpts)
10. Father Norman O'Connor Introduces Duke Ellington / Duke Introduces New Work, Part I, & Hamilton
11. Festival Junction
12. Duke Announces Soloists; Introduces Part II
13. Blues To Be There
14. Duke Announces Nance & Procope; Introduces Part III
15. Newport Up
16. Duke Announces Hamilton, Gonsalves, & Terry / Pause / Duke Introduces Johnny Hodges
17. I Got It Bad (And That Ain't Good)
18. Jeep's Blues - (previously unreleased)
19. Pause Track
JR.comでは試聴可能です。→ Ellington at Newport
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Duke Ellington/ Ellington at Newport
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投稿者 Jazz Blogger T : 09:33
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イエロー・ローズ・オブ・テキサス
_alcohol
2005年05月17日

このバーボンは、1861年南北戦争の最中すでにカウボーイ達に愛飲されていた。“イエロー・ローズ・オブ・テキサス”の名の由来は当時のカントリー&ウエスタンバラードの曲名よりつけられたと言われている。黄色いバラをつけたバーボンは、現在アメリカ最大のオールドヘブンヒル蒸留所と1788年創業のケンタッキーリザーブ社の手により作られ、アメリカをはじめとする世界中の人々に親しまれている。
【名 称】 The Tellow Rose of Texas
【アルコール濃度】 45% (90%Proof)
【熟 成】 8年
【容 量】 750ml
【原材料】 グレーン・モルト
【種 類】 ケンタッキー・ストレート・バーボン
【価 格】 1302円(税込)
【購入店】 神戸元町Penty
【印 象】 あっさりとした飲み口あまり甘くない
9月は何かと忙しいですね。8月の夏休みのツケが一気に回ってくるとともに、半期末の重要な時期でもありますのでね。その上いろいろな催しがこの9月後半に重なります。私もこの3連休はほとんど仕事漬けの毎日になりそうです。
バーボンを傾けながらピアノ・ジャズに身を委ねられる深夜のひと時が一番の安らぎタイムです。前回ご紹介したルイス・ヴァン・ダイクのピアノ・トリオ作品はここ1週間ほどiPodやPC作業中など日常的に聞き込んでいます。とてもいい感じです。いつでもどこでもそこそこの音質の音楽を提供してくれるiPodのありがたみを本当に実感させてもらっています。ヴァン・ダイクの新作のように繰り返し聞きたくなる音楽を極端にいえば一日中どこでもいつでも聞けるという環境にはほんと感激ですね。
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投稿者 Jazz Blogger T : 20:46
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ハンプトン・ホーズ/ザ・トリオVol.1
JAZZ Piano 2
Hampton Hawes/ Hampton Hawes Trio Vol.1
今日はハンプトン・ホーズのご機嫌なピアノを聴いて我を忘れています。このリズム感はやはりハンプトン・ホーズならではの格別のものがありますね。フニクリ・フニクラが絶好調の『ザ・トリオ Vol.1』です。パーソネルは、ハンプトン・ホーズ(p)、レッド・ミッチェル(b)、チャック・トンプソン(ds)。1955年LA録音。Contemporary Records。
このアルバムは長く愛聴してきたものだけに結構に思い入れがあります。米西海岸で50年代半ばから後半のジャズが全盛期の頃に最も活躍したピアニストと言えばこのハンプトン・ホーズでしょう。そのピアニスティックかつスインギー、それに圧倒的なドライブ感は他の追随を許さないものがあります。特にブルース系の曲での「フニクリ・フニクラ」と言われた独特のアドリブ・ラインと西海岸特有の乾いた感触はジャズ・ファンなら誰しも納得できるセンスだと思うのですね。
このザ・トリオはVol.1からVol.3までありまして、Vol.2はこのブログでもご紹介しています。→『ザ・トリオVol.2』。甲乙付け難い内容ではあるもののこのVol.1が最も人気があるようですね。ホーズの特徴が最もよく出ているということでしょう。キュートなメロディのスタンダード曲がいずれもホーズ節に手際よく料理されていまして、揚げたてのてんぷらの香ばしい食感が堪らないといったところなのですね。
全10曲。いずれも高水準の名演ばかりなのですが、1曲だけ選ぶとすれば、8.All The Things You Areですね。もともとこの曲自体が好きなのですが、パーカーとガレスピーの『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』での演奏とともにこのホーズの演奏が特に大好きなのです。ここでのホーズの快調なソロには脱帽です。ホーズ節の真骨頂、ほんと素晴らしい。
バラッド演奏も実は十分なものがありまして、4や7は演奏はとても魅力的です。特に、コール・ポーター作のミュージカル『キス・ミー、ケイト』(1948)の挿入歌、4.So in loveの美しいメロディは中年の方ならよくご存知のあの淀川長治さんの『日曜洋画劇場』のエンディング曲でしたね。私はこのメロディが大好きでした。その日の映画が素敵なものであるほどこのラストに流れるメロディが麗しく響くのでしたね。
全編に渡ってホーズの好調なソロを存分に満喫できますが、それを支えているのがレッド・ミッチェルの重心の低いベースです。9. These Foolish Thingsや3. Blues The Mostを聴きますとミッチェルがこのアルバムにおいて重要な位置を占めていることに改めて気づかされます。そういう視点で全体を聴き直してみますと、ミッチェルとホーズの高等なスリルある掛け合いという違った面白みがあるように思いますね。やはりコンテンポラリー盤の『フォー・リアル』というホーズの名作がありますが、ここでのベースがスコット・ラファロでして、ホーズのあの独特のスイング感は好ベースとの組み合わせが案外キーなのかもと思われたりもします。
1. I Got Rhythm
2. What Is This Thing Called Love
3. Blues The Most
4. So In Love
5. Feelin' Fine
6. Hamp's Blues
7. Easy Living
8. All The Things You Are
9. These Foolish Things (Remind Me Of You)
10. Carioca
iTunes Music Store では試聴可能です。→
Hampton Hawes Trio Vol.1
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Hampton Haws/ Hampton Haws Trio Vol.1
関連エントリはこちら。
→ハンプトン・ホーズ/オールナイト・セッションVol.1
→ハンプトン・ホーズ/ザ・トリオVol.2
→ハンプトン・ホーズ/フォア・リアル
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投稿者 Jazz Blogger T : 09:51
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ポール・デスモンド/ファースト・プレイス・アゲイン
JAZZ Sax 2
2005年05月15日
Paul Desmond / First Place Again
今日はポール・デスモンドの渋い名作『ファースト・プレイス・アゲイン』です。デスモンドはご存知デイブ・ブルーベック・カルテットのアルト・サックス奏者。名曲「テイク・ファイブ」の作曲者でもありますね。本作はピアノレスのギター・トリオをバックに最上級の寛ぎとイマジネーションに溢れる名演奏なのです。パーソネルは、ポール・デスモンド(as)、ジム・ホール(g)、パーシー・ヒース(b)、コニー・ケイ(ds)。1959年録音。
ポール・デスモンドを無性に聞きたくなる夜があるのです。そのクールながら心地よいアドリブに身を委ねていますと本当にじんわりと寛ぎタイムが静かに流れてゆくのですね。本作はデスモンド同様に渋くてクールなジム・ホールとの共演ということで一層に期待が持てるのです。実際のところ、ブルーベックと演るよりもこうしたギターとの組み合わせは最高と思えるのです。デスモンドの奏でる美しい音色と横溢するアドリンブ・プレイはもう独壇場です。ジム・ホールのあっさりとしたコードやアクセントが否が応でもデスモンドのソロを盛り立てるのですね。
やはり私はポール・デスモンドの美学に深く共鳴できるのです。デスモンドが一音でもその憂いのあるアルト音を吹けばそこには一種独特の世界が醸しだされます。そして数音の音が響き渡るだけでポール・デスモンドと即座に分かるのですね。それくらい圧倒的な音楽性とテクニック、まさにアルトを吹くためる生れてきたようなと形容したくなりますね。こういうプロ中のプロが私は好きなのです。自分の分をわきまえて期待された役割をきっちりこなすという。
全7曲。ジム・ホールがしっかり締めています。そのジャズ・フィーリングが素晴らしい。間違いなくこの二人のこの組み合わせは最高の成果を生んでいると言えるでしょう。きわめてクールだけれど、聞く側を内側からほのかにホットにしてくれる素敵な演奏。スイング・ジャーナル誌選定ゴールド・ディスク。その価値は十分にあります。このアルバムはその魅力に取り付かれると恐らく病み付きになる類です。ポール・デスモンドは駄作が見当たらないくらいに常に高水準の演奏を残していますが、本作はそれらの中でも最上位に位置する会心の作だと思います。
1. I Get A Kick Out Of You
2. For All We Know
3. Two Degree East, Three Degree West
4. Greensleaves
5. You Go To My Head
6. East Of The Sun
7. Time After Time
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太陽はひとりぼっち/ミケランジェロ・アントニオーニ
_movies
2005年05月14日
太陽はひとりぼっち/ミケランジェロ・アントニオーニ
こんにちは。今日はミケランジェロ・アントニーニ監督の『太陽はひとりぼっち』です。原題はL'Eclipse、エクリプス、日蝕の意味ですね。ローマの街中を舞台に主演モニカ・ヴィッティの気だるい雰囲気と独特の存在感とが強烈に印象に残る映画です。主演はモニカ・ヴィッティ、アラン・ドロン、監督はミケランジェロ・アントニーニ、1962年イタリア映画。モノクロ。
日蝕といいますのはご存じの通り太陽と地球の間に月が丁度重なってお昼でも夜のように暗くなる自然現象ですが、日本名の太陽はひとりぼっちというのはかなりの意訳になっていますね。ヴィッティ扮する女性の心象をも表現しているようでまあ雰囲気はわからないではないですが。ちなみにジャズではトミー・フラナガンのアルバムがあります。のこのブログでもご紹介ています。→『エクリプソ』
さて、この映画、私は学生時代に知り合って間もないある女子大生と観に行った記憶があります。『男を女』他との3本立てだったですね。確か京都の八坂神社の真ん前にある祇園会館でした。観終わって彼女に「勉強になったね」なんて互いに納得したような生意気盛りの会話を交わしましたっけ(笑)。3本のうちこの1本だけは不思議な映画、大変著名だけれどよくわからない映画という印象が未だに残っていますが。
モニカ・ヴィッティ演ずる主人公が妙な倦怠感を発散しながら不毛なる愛の不全感を漂わせています。金持ちの男と別れ、アラン・ドロン扮する青年と少しずつ恋らしきものに落ちてゆくのですが、何となく煮え切らないのですね。会話の中でも、結婚には郷愁(ノスタルジーと発音していた)を持たないという表現をしていましたっけ。結婚経験も無いのに郷愁はないだろというドロンの突っ込みにもよくわからないといった曖昧な返答。ドロンに対して常にこの種の煮え切らない態度なのですね。
それと難解なのが不可思議なラストシーン。ただし、よく考えてみますと、事務所で結ばれた二人が別れるときに交わした会話、明日も明後日も会おうというドロンに対して、今夜も次もその次もねと答えるヴィッティ、そして、じゃいつものところでとドロン、しかし、その後のラストシーンでは無機的な街を示しながら夜になっていつもの待ち合わせ場所を長く映しながらあれは結局二人が来ないということを示していたのですね。そう理解すれば、何となくわかったような気がしてきます。
何気なく出てくるコンクリート高級マンション、アフリカの話、スポーツカー事故、株の暴落、核開発の新聞記事など、それら急激に変化を遂げつつある社会や日常環境と、そうした文明の進歩に取り残されて行く人間の心象との間に生じる摩擦や疎外感をモニカ・ヴィッティ扮するヒロインを通じて象徴的に示したかったのでしょうか。ヴィッティが素敵な笑顔を見せてくれるシーンが、犬を探し出すところ、黒人を真似た踊り、ドロンとの戯れなど数箇所であり、ほとんど常に不機嫌そうな気だるい表情なのですね。
監督のミケランジェロ・アントニオーニは『情事』(60年)、『夜』(61)、『太陽はひとりぼっち』(62)と3本続けて話題作を世に送り出して注目を集めます。いずれも当時恋愛関係にあったモニカ・ヴィッティを主役に起用しています。アントニオーニ監督はフェリーニとともに当時の時代の空気と人間の内奥の苦悩を表現できた先端を走る映像作家だったのですね。
詳しくはアマゾンでどうぞ。→太陽はひとりぼっち/ミケランジェロ・アントニオーニ
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投稿者 Jazz Blogger T : 10:40
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デューク・ピアソン/テンダー・フィーリンズ
JAZZ Piano 2
2005年05月11日
Duke Pearson/ Tender Feelin's
今日はデューク・ピアソンのピアノ・トリオ盤『テンダー・フィーリンズ』です。定評ある人気盤として有名なアルバムなのですね。日本人好みの端整な佇まい、それにハイ・センス。パーソネルは、デューク・ピアソン(p)、ジーン・テイラー(b)、レックス・ハンフリーズ(ds)。1959年録音。BlueNote。
連休が明けて3日目、大型連休の名残もほぼ消失の感がありまして通常の日常に戻りつつありますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。私めはありきたりの毎日の中にもiPodを通勤の供にするという真新しいアクセントを感じている日々ではあります。音楽だけでなく英語学習という大義名分が家族の手前にはありますものの、それもまた楽しからずやといったところでしょうか。
というわけで、本日はデューク・ピアソンさんにご登場願いました。そのピアノ・タッチが実によき具合でして、今宵、心疲れた水曜の夜などには格別に深奥に響き渡るというものですね。あっさりとしていながら痒いところに手が届きつつしっかりツボを押えているという、馴染みの古女房のようななごみの世界なのですよ。聞くほどにじんわりと奥深くに嵌ってしまっている自分がいるのですね。
本ブログでは以前にも初リーダー作のやはりトリオ作品『プロフィ-ル』を同様に好意的にご紹介しています。本作はほぼ同時期の同一メンバーによる同様な雰囲気のセッションに仕上がっていまして、安定したピアソンの魅惑的なピアノを堪能することができます。大好きな曲「グリーン・ドルフィン・ストリート」の淡白な味わいが実に素敵です。
1. Bluebird Of Happiness
2. I'm A Fool To Want You
3. I Love You
4. When Sunny Gets Blue
5. The Golden Striker
6. On Green Dolphin Street
7. 3 A.M.
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Duke Pearson/ Tender Feelin's
最近、実はiPodに特化した新サイトを立ち上げました。まだまだこれからですが、キーワードを選ぶとYahooやMSNでいきなり上位にランクされて我ながら驚いています。そのうち当ブログでも宣伝させてもらうことになるかと思います。
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投稿者 Jazz Blogger T : 09:52
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ハービー・ハンコック/インヴェンションズ&ディメンジョンズ
JAZZ Piano 2
2005年05月09日
Herbie Hancock/ Inventions and Dimensions
今日はハービー・ハンコックの登場です。ピアノ・トリオ・プラス・パーカッションというコンボでの『インヴェンションズ&ディメンジョンズ』。この中の「ミモザ」という曲が妙に気になるのですね。心地よいリズムと憑かれたような魅惑のメロディに今宵もジャズ世界に身を沈めるわが身がここに.....。パーソネルは、ハービー・ハンコック(p)、ポール・チェンバース(b)、ウィリー・ボボ(ds)、オズワルド・マルティネス(conga)。1964年10月録音。BlueNote。
私はこのアルバムを"Succotash"という全くジャケットの異なる輸入盤として購入したのでした。京都のピッコリーハウスという中古レコード屋です。20年少し前の学生時代です。なぜかよく覚えています。東山通りと叡山電鉄のチンチン電車とが交差するする踏切の南側にあったお店です。960円という値札シールがいまだについています。
私はしばらくの間このアルバムを名も無いアルバムと思っていたのですが、『インヴェンションズ&ディメンジョンズ』という名でメジャーに売られていることを知って愕然としたのでした。それだけでなく、名曲「ミモザ」を自分だけの大切なもののように感じていたことが錯覚であることを思い知らされたのでした。それによく聴きますと、「サコタッシュ」、「トライアングル」、「ア・ジャンプ・アヘッド」など他の曲もモード色があって実によい具合なのですね。
このアルバムの録音に全メンバーが事前の打ち合わせなく全くのぶっつけ本番で望んだとのことで、そういう主旨のアルバム製作だったようです。ウィーリー・ボボとポール・チェンバースという強者(ツワモノ)を相手に、さらにはオズワルド・マルティネスのコンガが独特の彩りを添えており、ピアノ・ジャズにしては奥行感のある不思議な世界が映し出されているように思われます。それに、ハンコックの自信に満ちたタッチやメロディック・センスがいつもながらのモーダルな新感覚とそこはかとない美意識を伴って発散されています。
全5曲。マイルス・グループで示されたハンコックの確かな存在感が感じられます。「ミモザ」での淡白な美を湛えたピアノ・タッチは何度聞いても忘れがたい印象をもたらしてくれますね。
1. Succotash
2. Triangle
3. Jack Rabbit
4. Mimosa
5. Jump Ahead
iTunes Music Store では試聴可能です。→
Herbie Hancock/ Inventions and Dimensions
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Herbie Hancock/ Inventions and Dimensions
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投稿者 Jazz Blogger T : 09:53
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ケニー・ドリュー&ニールス・ペデルセン/デュオ・ライブ・イン・コンサート
JAZZ Piano 2
2005年05月07日
Kenny Drew&Niels Pedersen/ Duo Live in Concert
今日はケニー・ドリューとニールス・ペデルセンのデュオ・アルバムです。ニールズ・ペデルセンは先月4月に58才の若さで亡くなったとのことで、私にとってすぐに思い浮かんだのがこのアルバムというわけです。パーソネルは、ケニー・ドリュー(p)、ニールス・ペデルセン(b)。1974年6月8日、オランダ・ユトレヒトのHet Hochtでのライブ録音。
ペデルセンといいますと、ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセンと呼ぶ方が私には馴染みがありますが、そのベース演奏は、通常、左手人差し指は中指を添えて押えるところを各指一本でギターを弾くように弾くことからピチカートの速弾きを可能として超絶技巧のテクニシャンと言われてきました。1946年デンマーク生れで、終生コペンハーゲンを拠点に活動しています。ケニー・ドリューとは70年代前半よりスティープル・チェイス・レーベルに続けざまにデュオやトリオ作品を発表しています。ちなみに、ケニー・ドリューは既に93年に亡くなっています。
この二人の残した作品として『デュオ』『デュオ2』『ダーク・ビューティ』など他にも有名なアルバムがありますが、ライブ盤である本作が最もよく聴きこんだ親しみのある作品となります。落ち着きがあって大人のジャズの醍醐味も感じ取るとることができますね。ドリューのピアノが力みの無い自然体な上、流石に流麗でピアニスティックな演奏をしています。ペデルセンは時に重いリズムを刻んで全体を引っ張り、時にメロディアスな演奏でアクセントをつけたりと、ベースとは思えない自在な演奏と高い音楽性を感じさせてくれます。
1. In Your Own Sweet Way
2. My Little Suede Shoes
3. You Don't Know What Love Is [#]
4. My Shining Hour
5. Viking's Blues
6. Oleo [#]
7. You Don't Know What It Means to Miss New Orleans [#]
8. Serenity
9. All Blues [#]
10. Trubbel
11. There's No Greater Love
12. Oleo
([#] 印はボーナストラック)
Amazon.comでは試聴可能です。→Duo Live in Concert
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Kenny Drew&Niels Pedersen/ Duo Live in Concert
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投稿者 Jazz Blogger T : 09:54
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葛城山のつつじ
_trekking
2005年05月05日
今日は大阪府と奈良県の県境にある葛城山に登ってきました。この5月の連休シーズンは山つつじが山一面に咲き誇ることで地元ではとても有名なのです。前回3年ほど前に来たときはほぼ満開でしたが今回はまだ三部咲きくらいでした。登山アプローチは電車で来る場合は近鉄の御所駅からとなります。電車の中で昼食(おにぎり数個)を済ませていざ出陣です。
御所駅に着いたのが13時半くらいでしたがバスには目もくれずにロープウェイのある登山口を目指します。駅から田舎道を真西へ40分くらいで混雑したロープウェイ乗場に到着です。1時間待ちとのことでたこ焼きやかき氷を食べながら待つ家族ずれを横目に、ロープウェイ乗場のすぐ横から始まる登山道に休む間もなく取り付きました。
きつい登り一本の道です。最初は階段が多いのですが途中から気持ちの良い植林の杉林の中を進みます。今日も愛用のiPodで音楽を聞きながらの山歩きですので、登りはそれほど苦になりません。ちなみに、収録内容は一昨日から多少入れ替えをしていまして追加分としては以下のようなものです。いずれも本ブログでは未エントリーですのでそのうちご紹介することになるかもしれません。
①ビリー・テイラー『アイ・ウィシュ・アイ・ニュー』
②ミュウシャ&ACジョビン『コンプリート&モア』
③ボビー・ハケット『ボビー・ハケット・カルテット』
④ジョン・コルトレーン『クレッセント』
⑤デューク・ピアソン『テンダー・フィーリンズ』
1時間10分くらい登り続けて標高959mの山頂に到着しました。山頂は視界の広い草原になっていまして三角点がその端の方にあります。この日は全体に霞んでいまして大阪方面は特に今一歩の眺め。南隣には金剛山が裾野を広げて鎮座しています。つつじ園に行きますと、橙色一色の絨毯のような眺めを堪能する人々で一杯でした。ソフトクリームを食べながら30分ほどゆっくりした後、全く同じ道を近鉄御所駅へと下ってゆきました。
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投稿者 Jazz Blogger T : 20:29
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市ヶ原~森林植物園~再度公園
_trekking
2005年05月03日
今日は好天に恵まれiPodを携えて六甲山森林植物園方面に真っ青な青空の下、新緑の中をこの上なく快適なトレッキングをしてまいりました。最近購入したiPodでジャズやクラシックを聞きながらの満足な山歩きとなりました。三宮駅前のzakobaという麦酒居酒屋(お昼は定食屋さん、桂ざこば師匠とは関係ない由)で焼魚(さば)定食を食した後、そのまま新神戸方面に向かいさらに山道に入ります。
トレッキングもだらだら歩くのではなく登り坂を8~9割の負荷を意識的に課しながら歩きますと結構にハードなスポーツとなります。自分の体調にあわせて負荷を調節できるスポーツと言えるかもしれません。そして、心肺機能の強化、すなわち最大酸素摂取量の増加や、第二の心臓と言われる太ももの大腿筋の増強と身体全体の血流量が安静時の何倍にもなって効果的な老廃物除去が行われたり、それに私の場合はストレス発散の役割が大きく、またアルコールで害された身体の週1回のリコンストラクションになっているのでしょう。写真は植物園できれいに咲き誇っていたヤマツツジです。
1時間くらい登りをきつい目に歩いていますと、マラソンでいうランナーズハイの状態になります。これは身体の苦痛を和らげるために脳内麻薬様物質が分泌されることによるものらしいです。前向きで自信に満ちた気分になってきます。そういう状況で日頃好んで聞く音楽を聞いてみました。
今日iPodに入れていた音楽は次のようなものです。すでにこのブログでご紹介済みのものが10点中8ヶになります。紹介していないものは近々登場することになることでしょう。その他にも英会話もたくさん入れています。
①ビル・チャーラップ『スワンダフル』
②リニー・ロスネス『レター・トゥ・ビル・エヴァンス』
③ブラッド・メルドー『ソングス』
④マイルス・デイヴィス『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム』
⑤ビル・エヴァンス『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート』
⑥セロニアス・モンク『アローン・イン・サンフランシスコ』
⑦ジョン・ヒックス『クライ・ミー・ア・リヴァー』
⑧エリス・レジーナ『ブラジルの水彩画』
⑨マルタ・アルゲリッチ『The LEGENDARY 1965 RECORDING』
⑩ソフロニツキー『スクリャービン・リサイタル』
日頃の好みが反映してピアノ演奏が多く並んでいます。エリス・レジーナのボサノヴァは家で聞く以上に良かったですが、ジャズ・ピアノはやはり夜の音楽というのでしょうか、自宅で聞く方がよいように思えました。一番良かったと思えるのが深い森の静寂の中を鳥の声とともに聞くソフロニツキーのスクリャービンでした。詩曲32-1や練習曲42-5、同8-12などの神秘的で不可思議だけれど重いボディブロウのような美しいメロディにはいつも以上に痺れました。
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投稿者 Jazz Blogger T : 20:31
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フラン・ウォーレン/ムード・インディゴ
JAZZ Vocal
2005年05月02日
Fran Warren/ Mood Indigo
今日はフラン・ウォーレンです。40年代からチャーリー・バーネットやクロード・ソーンヒルなどの楽団専属歌手として活躍した実力派です。本作はSP盤数枚を1枚にまとめたアルバム。1,3,5 ジョー・リップマン楽団、2,4,6,12 ラルフ・バーンズ楽団、7,10 ニール・ネフティ楽団、9,11 ネルソン・リドル楽団、8 ルー・ダグラス楽団。1951-55年録音。
フラン・ウォーレンといいますと、クロード・ソーンヒル楽団の名盤『リアル・バース・オブ・ザ・クール』(1947年)での「サンデイ・カインド・オブ・ラブ」や「アイ・ゲット・ザ・ブルース・ホエン・イット・レインズ」での名唱が私にとっては大変に忘れがたい印象深いものです。高音部の美しい情感、しっとりとした清潔感などは独特の魅力があります。
フラン・ウォーレンは48年以降シングルとして独立し、一流ナイトクラブでのライブ活動、49年ブロードウェイ・ミュージカル「アズ・ザ・ガールズ・ゴー」出演、50年「フィニアンの虹」地方興行の主役、54年には映画「凹凸海賊船」出演など、それなりの活躍をしています。そうした彼女のことを知るべく残されたアルバムがその実力の割には少なすぎると正直なところ思われます。本作は50年代前半のSP盤を集めたオムニバス盤ながらウォーレンの特徴がよくでており貴重なアルバムだと思いますね。
60年代以降はあまり活躍がなく、70年代では消息さえ聞かれなくなったとのことで、1926年生まれということですから、50年代後半以降、すなわち30才を過ぎてからの活躍があまり無かったというのはとても残念に思われます。
全12曲。スタンダード曲が品よく歌われており、確かにインパクトに欠けるきらいはありますが、その味わい深い歌い回しと麗しい声にはボーカル・ファンを十分納得させるものがあると思いますね。まあ日本人受けするということかもしれませんが。このアルバムと上に挙げたクロード・ソーンヒル楽団の2枚は私にとってはとても大切ななごみ系の音楽です。
1.ムード・インディゴ
2.どこへ行っても
3.エヴリワン・ニュー・バット・ミー
4.スピーク・ロウ
5.アンレス・ユーア・ニア・ミー
6.ウィッシュ・ユー・ワー・ヒア
7.忘れ得ぬ人
8.ユー・プロミスト・ミー
9.ジャスト・フレンズ
10.ラヴ・ミー・ラヴ
11.アイ・ヒア・ア・ラプソディー
12.恋とは何でしょう
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Fran Warren/ Mood Indigo
ちなみに、クロード・ソーンヒルの上記アルバムを私は20年以上前に中古レコードで購入したのすが、今は編曲を担当していたギル・エヴァンス名義の類似CDアルバムが入手できるようですね。アマゾンで入手可能です。→ The Real Birth of the Cool: Studio Recordings 。試聴もできるようですが、残念ながらあのサンデイ・カインド・オブ・ラブは入っていません。
クロード・ソーンヒル楽団でのウォーレンの歌はJR.comで試聴可能です。
→ The Complete Fran Warren With Claude Thornhill
同じアルバムはamazon.comでも試聴可能です。
→ The Complete Fran Warren With Claude Thornhill
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投稿者 Jazz Blogger T : 23:42
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ジャッキー・バイアード/ハイ・フライ
JAZZ Piano 2
2005年05月01日
Jaki Byard/ Hi-Fly
今日はジャッキー・バイアードです。バイアードは60年前後から独特の音楽性でその鬼才ぶりを認められていた個人的にお好みのピアニスト。トリオでの代表作といえば本作です。パーソネルは、ジャッキー・バイアード(p)、ロン・カーター(b)、ピート・ラロッカ(ds)。1962年録音。
私にとってジャッキー・バイアードといえばミンガス・グループにおいてその独特のセンスで光彩を放ってきたとても気になるピアニストの一人です。そのバイアードがロン・カーターとピート・ラ・ロッカという当時気鋭のメンバーとともに残した62年録音のいぶし銀のようなピアノ・トリオ盤です。
その鬼才ぶりはたとえサイドメンであっても少し耳にすれば一目瞭然なほどに当時のバッパー達とは一線を画するものですが、本作はそうしたバイアードの個性と音楽性が全方向から全開しているという点で間違いなくバイアードの代表作の一つでしょう。
黒くてブルージーそれでいて極めてピアニスティックな演奏スタイル、それに新鮮な感覚のハーモニー、さらには意外性のある全体の組み立てなど、バイアードのピアノにはオンリーワンの個性が毅然たる風貌で直立しているのです。
例えば、「ラウンド・ミッドナイト」に聞かれる静かでブルーだけれど情念の発露を隠しようもない内的表現にはバイアードの持つ本質的な美学が結晶となって輝いているかのようです。また、カーリン・クローグとアーチー・シェップの名演が思い浮かぶキュートなメロディの名曲、「ハイ・フライ」ではバイアードのテーマ主題の扱いについての尖がった独特の感覚と共にメロディストとしてのリリカルな一面が垣間見えますね。
1. Hi-Fly
2. Tillie Butterball
3. Excerpts From "Yamecraw"
4. There Are Many Worlds
5. Here To Hear
6. Lullaby Of Birdland
7. 'Round Midnight
8. Blues In The Closet
JR.comでは試聴可能です。→Jaki Byard/ Hi-Fly
詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Jaki Byard/ Hi-Fly
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投稿者 Jazz Blogger T : 09:55
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