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【 カテゴリ JAZZ Vocal 2 】 エントリ名の一覧

【 カテゴリ JAZZ Vocal 2 】 エントリ内容の一覧

サイ・スミス What'll I do

2013年05月19日

 サイ・スミスという女性ヴォーカルがあまりに素晴らしいので通常のCD紹介という枠でなくYouTubeピックアップという形で紹介したいと思います。というか、備忘録として書き留めておきたいという衝動を抑えることができないと言った方が正確ですね。サイ・スミスはR&Bでもネオソウル系の気鋭の才能。この動画はポーランドでのライブで、クリス・ボッティのツアーに参加した2009年のものです。彼女の歌声にまず聞き惚れてしまいます。プリリアントでシャープな声とリズム感が凄い凄過ぎる。ライブらしく自由奔放な雰囲気が最高で、ボッティのペットも異様に盛り上がっていて、バックのピアノがまた美しいです。この動画、何度も繰り返して見てしまいます。最上の音楽を聴く歓びに打ち震えます。即興音楽の醍醐味ってやつですね。これぞジャズ。

投稿者 Jazz Blogger T : 23:07

シャーリー・ホーン/ヒアーズ・トゥー・ライフ

2013年05月04日

Shirley_Horn_Here's_to_Life Shirley Horn / Here's to Life

 ジャズ・ヴォーカルが好きなので機会あれば自分にとって新しいものをいろいろ聴いているんですが、シャーリー・ホーンの本アルバムは久しぶりにいたく感動させてもらった素晴らしい内容の作品です。バラード中心の選曲でいずれも内省的で諦観と慈悲に満ちた心深く突き刺さる音楽なのです。パーソネルは、シャーリー・ホーン(vo)、ジョニー・マンデル(arr)、チャールズ・アルブス(b)、スティーブ・ウィリアムス(ds)、ウィントン・マルサリス(tp)、アラン・ブロードベント(p)他。1992年。Verve。

投稿者 Jazz Blogger T : 22:03

シーネ・エイ/ドント・ビ・ソー・ブルー

2012年06月26日

Sinne_Eeg_Don't_Be_So_Blue Sinne Eeg / Don't Be So Blue

 シーネ・エイ。デンマークの女性ヴォーカル。適度なハスキーヴォイス、鋭角的クリアーな感覚、豊かでパンチある声質、まさに正統派ヴォーカルですね。本作は5作目に当たるようですが、内容の充実した聞きごたえあるアルバムです。音質よくピアノ伴奏も素敵、自作曲も好ましくてもう言うことなしの素晴らしいヴォーカル作品。パーソネルは、シーネ・エイ (vo), ヤコブ・クリストファーセン (p), モルテン・T・ラムズボル (b), モーテン・ルンド (ds)。2010年。Red Dot Music。

投稿者 Jazz Blogger T : 21:38

ジェーン・モンハイト/テイキング・ア・チャンス・オン・ラブ

2012年02月27日

Jane_Monheit_Taking_a_Chance Jane Monheit / Taking a Chance on Love

 ジェーン・モンハイト。50年代白人女性ヴォーカルを想起させる本格正統派。まろやかで艶やかな声質に女性らしさと母性を感じて魅了されます。MGMのミュージカル映画を彩った歌曲集。オーケストレーションをバックにしたゴージャスな作品。パーソネルは、ジェーン・モンハイト (vo)他。2004年。Sony。

投稿者 Jazz Blogger T : 23:05

パトリシア・バーバー/ナイト・クラブ

2012年02月21日

Patricia_Barber_Night_Club Patricia Barber / Night Club

 パトリシア・バーバー。通好みの渋いジャズ・ヴォーカルとピアノ。アクのある低い声質にグルーヴィーな本格的ピアノ・インプロビゼーション。その独特のジャズ世界はクセになりますね。ナイトクラブの雰囲気が伝わってくるクールでブルーな作品。パーソネルは、パトリシア・バーバー (vo, p)、チャーリー・ハンター (g)、マイケル・アーノポル、マーク・ジョンゾン (b)、アダム・クルツ、アダム・ナスバウム(ds)。2000年シカゴ録音。Blue Note。

投稿者 Jazz Blogger T : 22:53

キアラ・シヴェロ/ラスト・クォーター・ムーン

2012年02月14日

Chiara_Civello_Last_Quarter_Moon Chiara Civello / Last Quarter Moon

 ここ1週間毎日のように聞いているキアラ・シヴェロのデビュー作品。特にボサノヴァ・アレンジがたくさんあって実に心地よいアルバムなのですね。ポップだけれどしっとりした情感、優しく自然な声質に和みます。恋心や傷心が静かにゆっくりと癒されることでしょう。今夜も厳冬の中、自宅で一人キアラの歌を聴きながらゆっくりと溶けていきます。パーソネルは、キアラ・シヴェロ (vo)他。2004年NY録音。Verve。

投稿者 Jazz Blogger T : 21:26

アリーチェ・リチャルディ/カムズ・ラブ

2012年01月30日

Alice_Ricciardi_Comes_Love Alice Ricciardi / Comes Love

 21世紀イタリアのジャズがマイブームです。今日はミラノ出身の女性ヴォーカル、アリーチェ・リチャルディの Blue Note デビュー作。ハイレべルの実力派。しっとりとした個性的な歌唱は大物の雰囲気。パーソネルは、アリーチェ・リチャルディ (vo)、ロベルト・タレンツィ(p)、マルコ・ボヴィ (g)、パオロ・ベネディティーニ、ニール・マイナー (b)、ウィル・テリル (ds)、ガエターノ・パルティピロ (as,fl)、ファブリツィオ・ボッソ (tp)他。Blue Note。2006-07年NYC&Uboldo録音。

投稿者 Jazz Blogger T : 20:36

シンガーズ・アンリミテッド/イン・テューン

2011年11月23日

Singers_Unlimited_In_Tune The Singers Unlimited / In Tune

 今日はジャズ・ヴォーカルから素敵な一枚。女1人男3人からなるシンガーズ・アンリミテッドは1970年代以降その素敵なハーモニーでジャズ・ファンを魅了してきたモダン・ジャズの代表的ヴォーカル・グループ。本日は彼らのデビュー作であり代表作とも言える素晴らしい作品をご紹介しましょう。パーソネルは、ジーン・ピュアリング、ボニー・ハーマン、ドン・シェルトン、レン・ドレスラー(vo)、オスカー・ピーターソン(p)、ジリ・ムラーツ(b)、ルイ・へイズ(ds)。1971年ドイツ・ヴィリンゲン録音。MPS。

投稿者 Jazz Blogger T : 12:16

カーリン・クローグ/ジャズ・モーメンツ

2011年02月05日

karin _krog_jazz_moments Karin Krog/Jazz Moments

 今日は女性ジャズ・ボーカルから素敵な一枚。北欧の歌姫カーリン・クローグの初期の作品。独特のジャズ・スピリットに満ちた真摯で可憐なボーカル・アルバムには惹きつけてやまない吸引力があります。パーソネルは、カーリン・クローグ (vo)、ケニー・ドリュー (p)、ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン (b)、ジョン・クリステンセン (ds) ヤン・ガルバレク (ts)。1966年オスロ録音。Meantime。

投稿者 Jazz Blogger T : 22:38

イリアーヌ/夢そよぐ風

2010年10月27日

eliane elias dreamer Eliane Elias/Dreamer

 今日は癒し系のジャズ&ボサノヴァ。ブラジルはサンパウロ出身のジャズ・ピアニスト、イリアーヌの弾き語りボサノヴァです。エレガンスでしっとりしなやか、シンプルながら極上の豊穣な音楽。この余韻に浸るのに秋の夜長は好ましい時節です。パーソネルは、イリアーヌ・イリアス (p, vo)、マーク・ジョンソン (b)、ポウリンホ・ブラガ (ds)、マイケル・ブレッカー (ts)、マイケル・マイニエリ jr (vib)、ロブ・マテス (orchestral arrang)。2004年NYC録音。

投稿者 Jazz Blogger T : 22:41

ニコレッタ・セーケ/ア・ソング・フォー・ユー

2009年01月24日

Nikoletta Szoke/A Song For You

 今日は思わず衝動買いした新作CDのご紹介をしましょう。実は新作ジャズはめったに買わないのですが、あの澤野工房からの初めてのヴォーカル盤であり、ピアノがロバート・ラカトシュ、それに試聴したラカトシュがやはり期待通り素晴らしかったからです。パーソネルは、ニコレッタ・セーケ (vo), ロバート・ラカトシュ(p), トーマス・スタベノウ(b), クラウス・ヴァイス(ds)。2008年10月ミュンヘン録音。澤野工房AS085。

投稿者 Jazz Blogger T : 16:07

アニタ・オデイ/ディス・イズ・アニタ

2009年01月16日

Anita O'Day Anita O'Day/ This is Anita

 久しぶりの更新です。今日は最近よく聞いているアニタ・オデイから一枚の名盤を紹介しましょう。その絶頂期を捉えたジャズ・フィーリングの素晴らしい This is Anita。独特の毒がちょっと抜けた分かりやすい名唱です。パーソネルは、アニタ・オデイ(vo)、バディ・ブレグマン(arr)、ポール・スミス(p)、ジョー・モンドラゴン(b)、アルビン・ストーラー(ds)、バーニー・ケッセル(g)他。1955年12月6-8日ハリウッド録音。Verve。

投稿者 Jazz Blogger T : 15:05

ジュラ・デ・パルマ/トゥア

2008年09月06日

Jula de Palma / Tua

 久々のエントリです。最近は新エントリを書くのはたいへん敷居の高い作業になってしまいました。でも、その障壁を乗り越えるに足る素晴らしい出会いがあると、やはり書かずにいられないということに相成るようです。今回はイタリアのジュラ・デ・パルマという女性ヴォーカリストです。You Tubeでサンレモ音楽祭の古い画像を探していましたら偶然にこの素敵なヴォーカルに出くわしたのでした。その歌唱ににじむ色香と熱い情熱、それにおしゃれな伴奏音楽に感動しました。

投稿者 Jazz Blogger T : 19:01

ソフィー・ミルマン/メイク・サムワン・ハッピー

2007年08月21日

51NFqUYUcHL__SS500_.jpg Sophie Milman / Make Someone Happy

 久々のエントリです。遅ればせながら巷で評判のジャズ・ヴォーカルのニュースター、ソフィー・ミルマンの歌声を聴いてその感動について書いてみる気になったのでした。天性の歌心センス、艶のある中高音を併せ持つ魅惑のハスキーボイス、それにそのチャーミングな美貌と若干23歳の若さ、これは凄い新人です。好評のデビュー作に次ぐ2作目となる本アルバムはソフィー・ミルマンのジャズ歌手としての本領を発揮した文句なしの名品。2007年録音。

投稿者 Jazz Blogger T : 21:39

フランク・カニモンド/イントロデューシング・リン・マリーノ

2007年02月11日

lynn_marino.jpeg.jpg Frank Cunimondo / Introducing Lynn Marino

 米ピッツバーグのローカル色のあるジャズですがリン・マリーノという女性ボーカルの独特の可憐な歌声とリズミックな楽曲で私のお気に入りアルバム。ボーカルものとして結構にハイレベルでポップな内容です。リン・マリーノ(vo)、フランク・カニモンド(p)、マイク・テイラー(b)、ロジャー・ハンフリーズ(ds)。1971年録音。Monds Records。

投稿者 Jazz Blogger T : 23:39

メル・トーメ/アット・ザ・レッド・ヒル

2006年12月09日

at_the_red_hill.jpeg Mel Torme/ Mel Torme At The Red Hill

 本日はメル・トーメのライヴ盤を聞いています。「アット・ザ・レッド・ヒル」はメル・トーメの代表作の一つ。男性ジャズ・ヴォーカルで一番の実力者は誰かと問われれば私はメル・トーメの名前をトップに挙げるでしょう。パーソネルは、メル・トーメ(vo)、ジミー・ウィスナー(p)、エイス・テソン(b)、デイヴ・レビン(ds)。1962年録音。Atlantic Records。

投稿者 Jazz Blogger T : 21:37

カーメン・マクレエ/アフター・グロウ

2005年10月11日

after_glow.jpeg Carmen McRae / After Glow

 今日はカーメン・マクレエの代表作の一枚『アフター・グロウ』です。レイ・ブライアント・トリオをバックに持ち味のしっとりした情感のこもった歌声が聞かれます。50年代Deccaに残されたマクレエの歌には心深く響くものがありますが、ようやくそうした味わいが少しは理解できるようになってきた自分がうれしくもあります。パーソネルは、カーメン・マクレエ(vo,p)、レイ・ブライアント(p)、アイク・アイザックス(b)、スペックス・ライト(ds)。1957年NY録音。DECCA。

投稿者 Jazz Blogger T : 23:32

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