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ソニー・ロリンズ/ヴィレッジバンガードの夜

JAZZ Sax 1

2004年09月15日

ソニー・ロリンズ/ヴィレッジバンガードの夜 ソニー・ロリンズ/ヴィレッジバンガードの夜
 
 こんにちは。今日はテナー・サックスの巨人、ソニー・ロリンズの登場です。珍しいトリオの演奏で、ソニー・ロリンズ(ts)、ウィルバー・ウェア(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)というメンバー。57年録音。BlueNote 1581。

 ヴィレッジバンガードはNYにある著名なジャズ・クラブです。このクラブでのライブ・レコーディングには有名な録音が数多く残されています。このCDもその典型的な1枚です。他にもジョン・コルトレーンのもの、ビル・エバンスのものなどが有名ですね。

 ここでのロリンズ・トリオの演奏は、ジャズの即興性の良さとジャズ・スピリットに満ちた名演中の名演です。シンプルなトリオという編成ですが、3者の力量が火花を散らすようで、そのバランスが絶妙ですね。ロリンズの延々と続くアドリブは文句なしにいいですし、最近亡くなられたエルビン・ジョ-ンズのドラム、そのポリリズムが凄いです。エルビンに触発されたロリンズがしゃかりきになっているという感じです。2曲目の"Softly as in a Morning Sunrise"(朝日のごとくさわやかに)はまさにMyFavoritesです。CDサキソフォン・コロッサスもロリンズの代表的な名盤ですが、私はこちらのバンガードのライブ盤の方がずっとお気に入りなのです。

1. A Night In Tunisia
2. I've Got You Under My Skin
3. Night In Tunisia, A - (evening take)
4. Softly As In A Morning Sunrise - (alternate take)
5. Four
6. Introduction
7. Woody 'N' You
8. Introduction
9. Old Devil Moon

JR.comでは試聴可です。→ Sonny Rollins/A Night At The Village Vanguard

詳しくはアマゾンでどうぞ。→ ソニー・ロリンズ/ヴィレッジバンガードの夜

関連エントリはこちら。
 → ソニー・ロリンズ/テナー・マッドネス(1956)
 →ソニー・ロリンズ/サキソフォン・コロッサス(1956)
 →ソニー・ロリンズ/ウエイ・アウト・ウエスト(1957)
 →ソニー・ロリンズ/ソニー・ロリンズVol.2(1957)

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投稿者 Jazz Blogger T : 21:08 | トラックバック

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