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市ヶ原~森林植物園~再度公園
_trekking
2005年05月03日
今日は好天に恵まれiPodを携えて六甲山森林植物園方面に真っ青な青空の下、新緑の中をこの上なく快適なトレッキングをしてまいりました。最近購入したiPodでジャズやクラシックを聞きながらの満足な山歩きとなりました。三宮駅前のzakobaという麦酒居酒屋(お昼は定食屋さん、桂ざこば師匠とは関係ない由)で焼魚(さば)定食を食した後、そのまま新神戸方面に向かいさらに山道に入ります。
トレッキングもだらだら歩くのではなく登り坂を8~9割の負荷を意識的に課しながら歩きますと結構にハードなスポーツとなります。自分の体調にあわせて負荷を調節できるスポーツと言えるかもしれません。そして、心肺機能の強化、すなわち最大酸素摂取量の増加や、第二の心臓と言われる太ももの大腿筋の増強と身体全体の血流量が安静時の何倍にもなって効果的な老廃物除去が行われたり、それに私の場合はストレス発散の役割が大きく、またアルコールで害された身体の週1回のリコンストラクションになっているのでしょう。写真は植物園できれいに咲き誇っていたヤマツツジです。
1時間くらい登りをきつい目に歩いていますと、マラソンでいうランナーズハイの状態になります。これは身体の苦痛を和らげるために脳内麻薬様物質が分泌されることによるものらしいです。前向きで自信に満ちた気分になってきます。そういう状況で日頃好んで聞く音楽を聞いてみました。
今日iPodに入れていた音楽は次のようなものです。すでにこのブログでご紹介済みのものが10点中8ヶになります。紹介していないものは近々登場することになることでしょう。その他にも英会話もたくさん入れています。
①ビル・チャーラップ『スワンダフル』
②リニー・ロスネス『レター・トゥ・ビル・エヴァンス』
③ブラッド・メルドー『ソングス』
④マイルス・デイヴィス『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム』
⑤ビル・エヴァンス『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート』
⑥セロニアス・モンク『アローン・イン・サンフランシスコ』
⑦ジョン・ヒックス『クライ・ミー・ア・リヴァー』
⑧エリス・レジーナ『ブラジルの水彩画』
⑨マルタ・アルゲリッチ『The LEGENDARY 1965 RECORDING』
⑩ソフロニツキー『スクリャービン・リサイタル』
日頃の好みが反映してピアノ演奏が多く並んでいます。エリス・レジーナのボサノヴァは家で聞く以上に良かったですが、ジャズ・ピアノはやはり夜の音楽というのでしょうか、自宅で聞く方がよいように思えました。一番良かったと思えるのが深い森の静寂の中を鳥の声とともに聞くソフロニツキーのスクリャービンでした。詩曲32-1や練習曲42-5、同8-12などの神秘的で不可思議だけれど重いボディブロウのような美しいメロディにはいつも以上に痺れました。
投稿者 Jazz Blogger T : 20:31 | トラックバック
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