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【 カテゴリ _books (business&life) 】 エントリ名の一覧

【 カテゴリ _books (business&life) 】 エントリ内容の一覧

伊丹敬之/イノベーションを興す

2011年04月24日

pires_chopin_nocturnes イノベーションを興す / 伊丹敬之

 最近読んだイノベーション関連の本で感銘を受けた本第2弾です。伊丹敬之氏の講演を聞いたこともありますが率直でズバリと本質を射抜く眼は確かかと信頼しています。深い洞察にいつも脱帽していますが、本書は論理が明快で説得力があり、随所にその通りと納得させられる箇所が多かったです。備忘録としてここに記録しておきます。2009年。

投稿者 Jazz Blogger T : 23:42

スコット・バークン/イノベーションの神話

2011年04月23日

scott_berkun_inovation イノベーションの神話 / Scott Berkun

 今日は最近個人的に興味を持っているイノベーション関係から書籍を一つ。著者のスコット・バークンはマイクロソフトに約5年勤めてプロジェクトを率いた人。現実を踏まえてイノベーションにまつわる神話と思える話題を提供しています。過去のイノベーションの例示の多さに説得力を感じます。2007年。

投稿者 Jazz Blogger T : 00:02

大前研一/日本の真実

2005年10月09日

nihonnoshinzitsu.jpeg日本の真実/大前研一(著) 小学館 (2004/06/28)

 大前研一氏の著作にはいつもながらすがすがしいものを感じます。国家権力と真正面で対峙するその真摯な姿勢にある種の潔さを感じます。類まれな戦略思考の体現者であるご自身の頭で考え抜かれた深い洞察が自信を持って主張されているのです。その姿勢には子供じみた反権力の思想は微塵もなく、真に日本を憂える大人(タイジン)の風格が感じられます。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:15

嶋田淑之、中村元一/Google―なぜグーグルは創業6年で世界企業になったのか

2005年06月17日

google.jpegGoogle―なぜグーグルは創業6年で世界企業になったのか 嶋田 淑之、中村元一(著) 毎日コミュニケーションズ(2004/12)

 ネット上の検索ではGoogle、Yahoo、MSNと3社がメジャーですが、その中でも検索に特化して最も急成長しているのがGoogleです。ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリムの二人のスタンフォード大の学生が1998年に立ち上げたベンチャー企業です。4年前にエリック・シュミットという辣腕経営者を招いて、今や年商3000億円を越える大企業に成長し現在も拡大を続けています。アドセンスなど検索と広告が巧みに連動された画期的な広告手法を編み出すことにより、単に検索エンジン提供企業から広告企業へと大変身を遂げています。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:16

大前研一/企業参謀

2005年04月13日

kigyosanbou.jpeg企業参謀―戦略的思考とはなにか
大前研一(著) プレジデント社 (1999/11)


 大前研一氏の出世作となった作品『正・続企業参謀』(1975年&77年)の新装版です。著者30才過ぎで米国マッキンゼー社でコンサルタントをしていた時代の作品。世界各国で訳された大ベストセラー。現在も毎年のように著作を活発に続ける氏の自分の頭で徹底的に考え抜くという意思、そして得られた結論は自信をもって主張する姿勢、さらに時代を常に先取りする先見性など、やはり見習うべきものがたくさんありますね。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:17

堀江貴文/稼ぐが勝ち

2005年02月27日

kasegugakachi.jpeg稼ぐが勝ち
堀江貴文(著)

光文社(2004/08/07)

 今話題のホリエモンことライブドア社長堀江貴文氏の昨年のベストセラー本です。私は今日の休日ハイク(山歩き)の帰り電車の中で約2時間で一気に読みました。面白かったです。昨年は野球球団、そして今年はメディア大手と、その買収劇を演じてライブドアの名が一気に広まりました。ブログやネットの世界では以前よりかなり有名でしたが昨年後半から今年にかけては社長自ら露出場面多く広告塔の役割を担っているかのようです。この本には一見過激に見える堀江氏の行動の背景となる合理的で論理的な考え方が率直かつ明快に記されています。成功体験とその自信に裏打ちされているとはいえ、衒いやはったりのない等身大の一辣腕若手経営者の信条が披露されています。その潔さゆえに読後感はきわめて爽快です。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:18

フランソワ・ジャコブ/内なる肖像

2005年02月10日

uchinarushozo.jpeg内なる肖像―一生物学者のオデュッセイア
フランソワ ジャコブ (著), 辻 由美 (翻訳)

みすず書房 (1989/10)

 フランソワ・ジャコブは「蛋白質合成における遺伝的制御機構」の研究(オペロン説と呼ばれる遺伝メカニズムの解明)で1965年度のノーベル生理学・医学賞を同僚のアンドレ・ルフォルフ、ジャック・モノーとともに受賞した仏の分子生物学者です。本書はジャコブ氏の半生を描いた自伝です。科学者の自伝としては文学的に異例の高い評価を受け世界各国で翻訳されています。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:19

イノベーション・マネジメント入門

2005年02月09日

inovation management.jpgイノベーション・マネジメント入門
一橋大学イノベーション研究センター (編集)

日本経済新聞社(2001/12)

 企業で働く理系サラリーマンですので、仕事柄、この種の書物を読む機会が最近増えています。思うに、ノーベル賞受賞者の田中耕一さん(島津製作所)やLED開発で有名な中村修一さん(カリフォルニア大教授、元日亜化学勤務)ら、企業の研究者の中にもピカイチの才能が存在するという事実がこのところ明らかにされてきています。恐らくはこれらの快挙は例外的なこととも思われますが、むしろ氷山の一角であろうと私は解釈しております。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:20

中谷巌、田坂広志/若きサムライたちへ

2005年02月08日

wakakisamurai.jpg若きサムライたちへ/中谷巌、田坂広志(著)
PHP研究所(2001.10)

 この本は、中谷巌氏と田坂広志氏とが、これから未来を切り拓いていく若者に向けて、「サムライ」のごとく、「いかに生きるか」「いかに死すべきか」という深き死生観を持ち、「答えのない問い」を問い続ける魂の強さを持って人生を歩んで頂きたいとの願いを込めて書かれた本です。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:21

野中郁次郎、勝美明/イノベーションの本質

2005年02月07日

イノベーションの本質.jpegイノベーションの本質/野中郁次郎、勝美明(著)
日経BP社 (2004年5月)

 本書はここ数年のヒット商品の開発物語が13例登場します。「物語編」をジャーナリストの勝美明氏が、「解釈編」をアカデミアの野中郁次郎氏が各々担当執筆しイノベーションの本質を明らかにしようという趣旨の本です。「ナレッジ・マネジメント」理論で著名な野中氏の鋭い体系的抽象化が光る一冊です。 

投稿者 Jazz Blogger T : 18:22

松本晃一/アマゾンの秘密

2005年02月06日

amazon_books.jpgアマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか
松本 晃一 (著)
ダイヤモンド社 (2005/01/28)

 アマゾンやデルコンピュータなど、リアルなお店を持たずにオンライン上だけで商売をしている企業が多くあります。そういう企業の多くはアフィリエイトを活用ししかもそれにより収益を大幅に向上させてきました。世界で最初にアフィリエイトを開始した企業が今や世界最大手の書店に急成長したアマゾン(amazon.com)です。当サイトもamazon.co.jpとアフィリエイト提携(アマゾンではアソシエイトと呼ぶ)をしており、CDや本などを当サイト経由でアマゾンで購入した場合に売上の数%が当サイト管理者に支払われるシステムを活用しています。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:23

ハロルド・ジェニーン/プロフェッショナル・マネージャー

2004年10月21日

ハロルド・ジェニーン/プロフェッショナル・マネージャープロフェッショナル・マネージャー/ハロルド・ジェニーン(著) (2004/05/15)
 こんにちは。今日もビジネス書です。ITTという世界的巨大企業の社長兼最高経営責任者(CEO)として58期(約15年間)連続増益を成し遂げ、超優良企業に仕立て上げた経営者ハロルド・ジェニーン氏の自叙伝のような経営回想録です。1985年刊行のものが今年になって復刊されたもの。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:24

常盤文克/モノづくりのこころ

2004年10月20日

常盤文克/モノづくりのこころモノづくりのこころ/常盤文克(著)
 こんにちは。今日はビジネス書です。常盤文克氏は90年に花王(株)の社長、97年に会長、2000年から02年まで特別顧問となられ、現在はあおぞら銀行などの社外取締役をなされています。ビジネス書もここ数年毎年のように出版されており、メーカー企業の名経営者としての経験とそれに基づく卓見を名文でもってご開帳されています。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:25

ロバート・キヨサキ/金持ち父さん貧乏父さん

2004年10月12日

ロバート・キヨサキ/金持ち父さん貧乏父さん金持ち父さん貧乏父さん/ロバート・キヨサキ(著)
 こんにちは。今日はお金の本です。ロバート・キヨサキ氏の一連の金持ち父さんシリーズの第1作にして大々ベストセラーです。すでにお読みになった方が多いのではないかと思います。私も半年ほど前に遅ればせながら読みましてお金に対する考え方を改めさせていただきました。大変に貴重な本です。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:26

中村 修二/ Wild Dream―反逆、闘い そして語ろう

2004年09月01日

中村 修二/ Wild Dream「 Wild Dream―反逆、闘い そして語ろう 中村 修二 (著)

 最近発明対価をめぐる裁判で200億円という途方もない額を一審で勝ち取った元日亜化学(株)研究員、現在カリフォルニア大学教授の中村修二氏の本です。中村氏の関連本はすでに10冊前後出版されており、ご存知の方、読まれた方も多いと思います。世紀の発明とされる青色ダイオードの開発に成功し、ノーベル賞を取るのは時間の問題と言われています。米国の有名大学に教授として高額の報酬で招かれ転身しました。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:27

本田健/スイス人銀行家の教え

2004年08月19日

4479790926.09.MZZZZZZZ「スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン」本田 健 (著) 価格: ¥1,470 (税込) 単行本: 253 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: 大和書房 ; ISBN: 4479790926 ; (2004/05/20)
 本田健という人をご存知の方も多いと思います。お金に関する著作や公演活動でここ数年の間に著名人となられました。昨年のベストセラー「ユダヤ人大富豪の教え」の著者ですね。その続編とも呼べるのが本書です。前書では20歳そこそこの学生がアメリカに旅立ち老富豪・ゲラー氏から人生とお金に関する知恵について学ぶという半自叙伝的なお話でしたが、本書では、その後、スイス人銀行家ホフマンさんにさらのお金に関する知恵を学ぶという同様なお話になっています。前書と同じくストーリーが面白く、一気に読ませてくれます。行動力あるれる情熱的な若者の目を通してお金に関する著者の主張が展開されています。前書は40万部のヒットでしたが、本書もすでに発売数ヶ月で12万部の売上だそうです。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:28

稲盛和夫/生き方ー人間として一番大切なこと

2004年08月18日

ikikata.jpg「生き方―人間として一番大切なこと」稲盛和夫(著) 価格: ¥1,785 (税込)
単行本: 246 p ; サイズ(cm): 19 x 13  出版社: サンマーク出版 ; ISBN: 4763195433 ; (2004/07)
 京セラやKDDIの創設者として有名な稲盛氏の本です。この方の本は結構多数出版されています。私も何冊かすでに読んでいます。そんな中でこの「生き方」という本は氏の人生観、仕事観、哲学、が凝集された一冊として密度の濃いものとなっています。これまでの本でもすでに書かれていることがいくつもありますし、繰り返しもあると思いますが、贅肉を殺ぎ落とした筋肉質な濃い内容になっているように思います。稲盛哲学のエッセンスというところでしょうか。

投稿者 Jazz Blogger T : 18:30

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