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堀江貴文/稼ぐが勝ち

_books (business&life)

2005年02月27日

kasegugakachi.jpeg稼ぐが勝ち
堀江貴文(著)

光文社(2004/08/07)

 今話題のホリエモンことライブドア社長堀江貴文氏の昨年のベストセラー本です。私は今日の休日ハイク(山歩き)の帰り電車の中で約2時間で一気に読みました。面白かったです。昨年は野球球団、そして今年はメディア大手と、その買収劇を演じてライブドアの名が一気に広まりました。ブログやネットの世界では以前よりかなり有名でしたが昨年後半から今年にかけては社長自ら露出場面多く広告塔の役割を担っているかのようです。この本には一見過激に見える堀江氏の行動の背景となる合理的で論理的な考え方が率直かつ明快に記されています。成功体験とその自信に裏打ちされているとはいえ、衒いやはったりのない等身大の一辣腕若手経営者の信条が披露されています。その潔さゆえに読後感はきわめて爽快です。

 この本を電車の中で読み出したら止められず、降りるべき駅で降りずに遠くまで行って往復の約2時間で全部読まされてしまいました。主張がはっきりしていて尚且つなるほどと思う部分がたくさんあり、もっと読みたくなるという類です。 


目次

はじめに  この本を手にとってくれた人へ

第1章 カンタンに壁を破る人・ゼッタイに破れない人…コネ・資金ゼロからの起業術

ライブドアって何の会社?/ピラミッド構造はすでに崩壊した/二〇代は搾取されている/個人も社会も「リセット」/「貯金をしなさい」は間違っている/アルバイトはすぐにやめよう/会社をつくるのはカンタン/会社とは人を使うための道具です/大学は一ヶ月でやめる/成長したいから背伸びをする/フロンティアはどこにでもある/日本のなかに二つの国ができる/老人は若者に金を貸せ/人の心はお金で買える

第2章 堀江流「シンプル・イズ・すべて」……売り上げ100億の経営術

シンプル・イズ・ザ・ベスト/基本に忠実/リスクとリターン/やるべきことはすでに見えている/経済の本質/チャンスに気づく/営業がすべて/気合いと根性で十分/とりあえず一つ売れ/つぶれる会社には法則がある/なぜ請求書にマネージャーのサインが必要か/部下をほめてはいけない/伸びしろの大きい社員に投資を集中する/引きこもりにネット内職を与えよ/資金は一気に集めろ

第3章 いま考えていること・これからやること……100億から300億への未来の種

インターネットビジネスの未来/リンドウズがネット世界を変える/技術を売りに/子どもがゲーム離れしている理由/次は「ネットワークゲーム」/自己中でいこう/若いうちに悟ってはいけない/成功体験をもてるかどうか/成り上がりの手本がなくなった/こだわらない・悩まない・即決する/世の中は常ならず/できるやつはいいレストランで息を抜く/映像メディアの未来はこうなる/ライブドアが目指すもの/気づいた人の勝ち

おわりに  若いうちほどカンタンです
ライブドア年表  ボクがこれまでやってきたこと

より詳しくはamazon.co.jpでどうぞ。→稼ぐが勝ち/堀江貴文

投稿者 Jazz Blogger T : 18:18 | トラックバック

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