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ジョニー・グリフィン/ジョニー・グリフィン
JAZZ Sax 1
2005年01月19日
Johnny Griffin/ Johnny Griffin
今日はジョニー・グリフィンです。リトル・ジャイアントと呼ばれた小柄な体躯ながら野性的で豪放なテナー奏者ジョニー・グリフィンは私の大のお気に入りです。今日ご紹介するアルバムは初リーダー作の「ジョニー・グリフィン」です。パーソネルは、ジョニー・グリフィン(ts)、ジュニア・マンス(p)、ウィルバー・ウェア(b)、バディー・スミス(ds)。1956年シカゴ録音。アーゴ・レーベル。
ジョニー・グリフィンは以前にこのブログでも触れたセロニアス・モンクのファイブ・スポットでのライブ盤「ミステリオーソ」で初めて聴いて以来大ファンになりました。私にとってのジョニー・グリフィンはソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンと同レベルに位置する愛すべき偉大な名テナー奏者です。スタン・ゲッツやズート・シムズとはちょっと毛色が異なりますので比較は難しいですが。
グリフィンの代表作として、本作以外では、BlueNoteの「シカゴ・コーリング」やRiversideの 「リトル・ジャイアント」、それに同じくRiversideでのモンクとの諸作が挙げられると思います。その特徴は、その体からは予想できない音量とヴァイタリティ溢れる音色、荒削りで豪快なスイング、吹けば吹くほど熱っぽさが加わってくるスリルあるドライブ感、テクニック抜群で自在に操るフレージングなど、本当に魅力いっぱいのテナーです。一時入手困難なアルバムとして有名だった本作はワン・ホーンで吹きまくるグリフィンを捉えた名作です。
全8曲、グリフィンのテナーを存分に味わえる内容です。ミディアム・テンポでのグリフィンがやはりよい具合で、特に、6での自在なスイング&ブローなどは記憶されるべき名演だと思います。1や7なども同様に安心して身をゆだねることができるテナーが魅力的です。
8曲目はロリポップという名のグリフィン作の曲ですが、当サイトも利用している著名な格安レンタルサーバー「ロリポップ」と同じ名前ですね(英語の綴りはlollypopとlolipopで違いますが)。ちなみに、数日前にメールが来てまして、現在、ロリポップでは日本語JPドメイン無料取得キャンペーン中とのこと。興味ある方はこちらへアクセスしてみてください。 → ロリポップならMovableType設置マニュアルも充実。あなたも月々263円でブログデビューしてみよう!!
1.アイ・クライド・フォー・ユー
2.サテン・ラップ
3.イエスタデイズ
4.リフ・ラフ
5.ビー・イーズ
6.ザ・ボーイ・ネクスト・ドア
7.ジーズ・フーリッシュ・シングス
8.ロリポップ
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投稿者 Jazz Blogger T : 20:55 | トラックバック
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