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レイ・ブライアント/レイ・ブライアント・プレイズ

JAZZ Piano 1

2004年12月20日

レイ・ブライアント・プレイズ.jpeg Ray Bryant / Ray Bryant Plays

 今日はレイ・ブライアントの粋なピアノ・トリオ・アルバムです。このレイ・ブライアント・プレイズは幻の名盤として有名でした。パーソネルは、レイ・ブライアント(p)、トミー・ブライアント(b)、オリヴァー・ジャクソン(ds)。1955年録音。Signatureレーベル。

 これはゴキゲンなジャズです。軽快で小粋なしゃれたピアノ・ジャズ。発売当初はマイナー・レーベルのため人気が無かったのですが、20年後の日本で幻の名盤として火がつきました。今ではレイ・ブライアントの代表的なピアノ・トリオ・アルバムです。ブライアントのスタイルは、伝統的なモダン・ジャズ奏法に加えて、ブキウギやストライドもこなす広範囲のテクニック、さらには卓越したブルースやゴスペル・フィーリングを兼ね備えています。

 本作に収められた12曲はモダン・ジャズの名曲揃いで、まさに名曲集です。どれも好ましい演奏ですが、個人的な好みで言いますと、5のナウズ・ザ・タイムなんかのスイング感が絶妙にいいと思います。ジャズの楽しさがストレートに伝わってくる演奏ですね。6.ホイートレイ・ホールや11.A列車で行こう、なども同様な感触で素敵です。ブルース感覚がとてもよい上に右手のアタックが実に心地良いのです。このレイ・ブライアントともう一人エロール・ガーナーの二人はエンターテイメントの華のあるモダン・ジャズ・ピアノとして、私は大好きですね。

1.デロニィのジレンマ、2.ブルー・モンク、3.ミスティ、4.スニーキング・アラウンド、5.ナウズ・ザ・タイム、6.ホイートレイ・ホール、7.ドゥードリン、8.ア・ハンドレッド・ドリームス・フロム・ナウ、9.バグズ・グルーヴ、10.ウォーキン、11.A列車で行こう、12.ウィスパー・ノット

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投稿者 Jazz Blogger T : 21:09 | トラックバック

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