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レッド・ガーランド/グルーヴィー
JAZZ Piano 1
2004年12月20日
Red Garland / Groovy
今日はレッド・ガーランドのピアノ・トリオ・アルバム、グルーヴィーです。多くのジャズ・ファンの耳にこびり付いていると思われる、大人気の名盤です。パーソネルは、レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、アート・テイラー(ds)。1956、57年録音。Prestigeレーベル。
1曲目、C・ジャム・ブルースの冒頭のフレーズが流れてきますと、もういきなりのカウンターパンチというやつです。堪りません。ガーランドの得意のブロック・コードが出てくる頃には完璧にノックダウンしているのですね。5曲目のWhat Can I Say, Dearなどもガーランド節満載の心地よい演奏です。小気味よい粒だった音色と粋なブルース感覚。このアルバムはまさにグルーヴィーなピアノ・ジャズを堪能できるレッド・ガーランドの傑作です。
レッド・ガーランドは50年代半ばにマイルス・デイヴィスに見出され有名なマラソン・セッションに参加して名を馳せました。58年にマイルスのもとを離れますが、55~60年前後に吹き込まれたガーランドのピアノ演奏は本作のリーダー作はじめかなり大量なものでしょう。本作は、ガーランドの快演が聞かれるガーランドの代表的な録音というだけでなく、間違いなくピアノ・ジャズの典型的な名盤です。
1. C-Jam Blues
2. Gone Again
3. Will You Still Be Mine
4. Willow Weep For Me
5. What Can I Say After I Say I'm Sorry
6. Hey Now
Red Garland (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds). 1957.
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投稿者 Jazz Blogger T : 21:08 | トラックバック
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