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ホレス・シルヴァー/ザ・スタイリングス・オブ・シルヴァー
JAZZ others 2
2005年11月05日
Horace Silver / The Stylings of Silver
今日はホレス・シルヴァーの愛すべき名作『ザ・スタイリングス・オブ・シルヴァー』といきましょう。NY国連ビル前でポーズをとるシルヴァー。この妙に新鮮で心魅かれるジャケット同様、中味も分かりやすいファンキー・ジャズが魅力的です。アート・ファーマーとハンク・モブレイのテナーの魅力が横溢していますね。パーソネルは、アート・ファーマー(tp)、ハンク・モブレイ(ts)、ホレス・シルヴァー(p)、テディ・コティック(b)、ルイス・ヘイズ(ds)。1957年NY録音。BlueNote1562.
ときどき無性にホレス・シルヴァーを聞きたくなるときがあるものなのです。その可愛げのある主題メロディ、小気味良いアンサンブル、それにその明るいノリなど。ブルーノート4作目の本作と次作の『ファーザー・エクプロレイションズ』の2枚は特にそうしたシルヴァーらしさを最も感じさせてくれる私にとって大切な作品になっています。老舗が持つ安らぎと落ち着きとでもいうのでしょうか。
アート・ファーマーとハンク・モブレイのフロントが暖色のなごみ系なのが良いのですね。この時期のファーマーは美しい音色で実に安定した歌い回しですし、モブレイのしなやかでソフトな独特の吹奏が存分に披露されています。シルヴァー・クインテットのトランペットは、ケニー・ドーハム、ドナルド・バード、ファーマー、ブルー・ミッチェルと変遷してゆきますが、私にはファーマーが最もシルヴァーとの相性が良いように思われます。
全6曲。いずれも渋くて飽きの来ない味わい深い演奏です。2曲目ミディアム・テンポのThe Back Beat などはシルヴァーのファンキー・ジャズの典型的な音だと思います。ここでのモブレイのテナー・ソロと続くファーマーのソロがともにとてもいかしていますね。6曲目スタンダードのMy One And Only Love でのファーマーのソロがまた素晴らしいものですし、続くモブレイの丁寧な歌い回し、そして二人を支えるシルヴァーの美しいバッキングなど、いずれも聞き応えがあります。
1. No Smokin'
2. The Back Beat
3. Soulville
4. Home Cookin'
5. Metamorphosis
6. My One And Only Love
amazon.comでは試聴可能です。→The Stylings of Silver
詳しくはamazon.co.jpでどうぞ。→ The Stylings of Silver
関連エントリはこちら。
→ホレス・シルヴァー『ファーザー・エクプロレイションズ』
→ホレス・シルヴァー『ソング・フォー・マイ・ファーザー』
投稿者 Jazz Blogger T : 22:36 | トラックバック
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