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グラント・グリーン/マタドール

JAZZ Guitar 1

2004年11月04日

グラント・グリーン/マタドール Grant Green/ Matador

 こんにちは。今日はグラント・グリーンです。ブルーノート・レーベルのギター・ジャズといいますとまずこの人の名前が浮かびます。このマタドールというアルバムはその代表的な名作です。パーソネルは、グラント・グリーン(g)、マッコイ・タイナー(p)、ボブ・クランショウ(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。64年録音。

 昨日のケニー・バレルのブルーノート盤ミッドナイト・ブルーに続いて、同じくブルーノート盤の人気盤のグラント・グリーンの本作をレコード棚の奥から引っ張リ出してきまして改めて聴いてみたわけです。K・バレルよりずっと頻繁に聴いてきましたので、しっかり記憶の底に定着したフレーズには感激です。リズムがマッコイ・タイナーにエルヴィン・ジョーンズという、私のお気に入りの当時のコルトレーンのリズム隊で、ベースがジミー・ギャリソンでなくボブ・クランショウですがリー・モーガンのサイド・ワインダーとかに参加した実力派です。

 64年といいますとコルトレーン・カルテットが最も充実していた時期でして、マッコイもエルヴィンも油の乗り切った演奏を聞かせてくれます。1曲目と2曲目(レコードではA面)を昔はよく聴きました。2曲目のMyFavoritesThingsはコルトレーン・カルテットの演奏が有名ですが私はこちらのグリーンの演奏の方がはっきり言って好きです。マッコイのピアノ、エルヴィンのドラムはやっぱたまらないものがあります。

 名前を忘れましたが京都河原町今出川上るにあった2階にあるジャズ喫茶で、このアルバムがよくかかってました。ひげのマスターの好みはしょっちゅう通ってますとだいたい分かってきますが、自分もその影響を受けていたのだなあと今さらながら感じます。そのお店、アルテックの大きなスピーカーで、客はいつも1人か2人でしたね。

〔追記2005/3/23〕
 ジャズ喫茶の名前をふと思い出しました。「52番街」です。ネットで調べて間違いないことを確認しました。店内の様子を今だにありありと思い出すことができます。自分のお気に入りのいつも座っていた場所も。

試聴はAmazon.co.jpで可能です。→ Grant Green/ Matador
 
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