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布引~摩耶山~住吉

_trekking

2004年08月22日

Img_0605.jpeg こんにちは。今日も日帰りで六甲山に登ってきました。新神戸~市が原~摩耶山~住吉というルートです。六甲山系の中心に位置する摩耶山は神戸市民にとりまして最高峰よりも身近な山ではないかと思います。小生も毎月最低1回は登るお好みの山です。いろんなルートがありロープウェイも復活し表六甲では最も代表的な目指すべき山ですね。新神戸駅にあるオーパ地下のダイエーで発泡酒2本とお茶、新幹線改札にある淡路屋で縦走弁当(600円)を買い、まず布引の滝を経て市が原を目指します。11時頃の出発です。すぐに写真の分岐点となりますが迷わず左のルート布引雌滝の見えるルートを取ります。

Img_0606.jpeg 雌滝を過ぎて10分くらい整備された道を登りますと写真の雄滝に出ます。ベンチがあり休日はハイカーや観光客でいつも賑わっています。さらに登りますとやはり10分くらいで見晴らし台があり、そこから登山道となります。見晴らし台から布引貯水池(1年以上前から工事中で水なし)を経て30分くらいで市が原の桜茶屋に到着です。六甲山縦走路の重要ポイントですので多くのハイカーが休憩しており、自動販売機が3つもありますが繁盛しているようです。ここは風の通り道なのか大変心地よいところです。Img_0610.jpeg小休止して12時頃に摩耶山に向け出発です。きつい登りの登山道が続きます。今日はいくつもある摩耶ルートのうち縦走路であり最も人気のある天狗道をとります。途中、写真のハーブ園への分岐点にベンチがあり、吹き出た汗をぬぐいながらお茶休憩です。ラジオではNHK-FMのクラシックリクエストが特番で1日中やっておりラベルのP協奏曲がかかっています。ここから、一旦下って目の前に見えている山を登らねばなりません。稲妻坂という急な坂道を登りきりますと写真の休憩地点につきます。12時50分でした。Img_0612.jpegラジオではラフマニノフのボカリーズです。この曲昔江守徹ナレーションのNHK-FM番組の主題曲でしたね。小休止してそよ風が心地よく名残惜しいですが摩耶山頂を目指します
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 アップダウンを3~4回繰り返して最後の階段です。きつい石80段と木80段を立ち止まらずに一気に登りきります。13時40分頃写真の摩耶山頂690m掬星台に到着です。ここでようやく待ちに待った昼食です。うれしいな。Img_0616.jpeg和食の薄味が絶妙にうまかった。今日もありがとうごちそうさん。食後横になってまどろんでしまい、気がつくと14時40分。写真はいつも利用する屋根付きベンチ休憩所です。
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14時50分さらに上を目指して出発です。今日は住吉方面に下る予定でしたので、アゴニー坂を下り、穂高湖を横目に通り過ぎて縦走路に沿って山上の方に向かいます。登ること20分くらいで再び山上の車道に出まして、その道沿いに六甲ケーブル山上駅を目指します。さすがに標高800mくらいですと涼しさを感じます。16時半ころ、ケーブルの裏手にある鶴甲方面への下りの道に取り付きます。Img_0626.jpeg 丁度その時ラジオではモーツアルトのP協奏曲23番がシフのPで始まりました。深い森の中を素敵な音楽を聞きながらの快適なトレッキング、これはやめられませんよね。23番は小生にとりましてはクララ・ハスキルのレコードでおなじみの曲です。切ない2楽章もいいですが3楽章がとてもよいですね。そういえば、TVでこの曲を井上直幸氏の演奏で聴いた5年以上前の記憶が突然よみがえりましたが、氏は昨年急逝されたのですね。TVのピアノ教室の氏は大変若くお元気な印象でしたのに。それとこれは別の機会に言及したいのですが、ジャズとクラシックの関係について、特にモーツアルトの曲にジャズのインプロビゼーションと相通じるものを感じるのは小生だけでしょうか。
 そんなことを考えつつ寒山道を通る下り道はあっという間に街並みに入り、JR住吉に着いたのは17時50分でした。

投稿者 Jazz Blogger T : 20:42 | トラックバック

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