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大雪山

_trekking

2005年10月02日

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 9月30日(金)は大雪山の一角にある黒岳に登ってきましたので簡単に報告しておきましょう。9月24日(土)から北海道に出張で来ていまして仕事の一段落した30日より2泊3日でプライベイト・タイムを満喫しようという魂胆その第一弾です。今回仕事場となった札幌を朝7時に後にしましてバスで旭川に9時、さらにバスを乗り継いで層雲峡に11時頃に入りました。写真は5合目から見えた頂上が美しい黒岳です。生憎天候は曇りでしたが、色付いた紅葉が鮮やかで、少し肌寒い山歩き日和ではありました。

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 ケーブルカーで5合目の標高1300m付近まで一気に上ります。ちなみに層雲峡は標高600m程度です。写真は5合目ケーブルを降りたところにある地図というよりポンチ絵です。ここからさらにロープウェイに乗って7合目の標高1600m付近まで登ります。私の歩いたこの時期、中腹あたりの色づき具合が最もよかったですね。日中の寒暖の差の大であることがこの色合いに必須の要素とか。初雪がすでに1週間ほど前にあって、すでに冬の到来を身近に感じさせる大雪山の一角です。
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 7合目で登山ノートに記帳して頂上を目指します。ジグザグに整備された岩の多い登山道をひたすら登ります。途中に写真のような異型の岩群を横目で見やりながら1時間半くらいで頂上に到着しました。
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 頂上は標高1984mです。ちなみに大雪山系の最高峰は旭岳の2200m少しです。この黒岳の頂上からさらに大雪の奥への眺めは箱庭のような雰囲気ですね。ここから5~6時間で旭岳への縦走が可能とのことですので是非いつか挑戦するぞと胸に誓うのでした。
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 頂上にいること30分もすると風が冷たく感じだしましていたたまれなくなりますが、そこにひょいと可愛いシマリスが現れましたので写真に何とか捉えました。エサをもらえることを知っているのか人によくなれている感じです。こんなところでも自然の一部が破壊されつつあることを感じさせられて少し興ざめです。
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 帰りはロープウェイを使わずに歩いて下りました。多少時間はかかりますが、美しい自然を身近に感じることができました。さて、その日は層雲峡のペンションに一人泊まり、翌日はさらにバスで東道の阿寒湖・摩周湖へ向うのでした。

投稿者 Jazz Blogger T : 20:28 | トラックバック

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