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司馬遼太郎/竜馬がゆく

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2004年08月24日

4167105675.09.LZZZZZZZ.jpeg竜馬がゆく/司馬遼太郎 (1)~(8) 定価:各 620円 (税込)
 こんにちは。今日は司馬遼太郎「竜馬がゆく」です。何もいうことはありません。とにかく読んでみてください。1巻から8巻までありますが、気がつくとあれもう8巻かというくらいに一気に読み込んでしまうと思います。何年かに一度読み返しては己を戒めるとともに元気を分けてもらいます。

 司馬遼太郎氏のあとがきから。  坂本竜馬は維新史の奇跡といわれる。 (中略) 竜馬だけが、型破りである。 (中略) 「薩長連合、大政奉還、あれァ、全部竜馬一人がやったことさ」と勝海舟がいった。むろん歴史とはそんなものでなく、竜馬一人でやれるはずがないのだが、竜馬がいなかったら事態は違ったものになっていたろう。その竜馬のもっているどの部分がそれをやったのか。また、一人の人間のもっている魅力が歴史にどのように参加してゆくものか。さらに、そういう竜馬の人間像が、どのようにしてできあがってゆき、まわりのひとはそれをどのようにみたか。そういうことに興味を持った。いつか、それを小説に書こうとおもいつつ歳月をすごした。 (中略) 竜馬は、生きている。われわれの歴史のあるかぎり、竜馬は行き続けるだろう。私はそれを感じている自分の気持ちを書く。冥利というべきである。 司馬遼太郎の本


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投稿者 Jazz Blogger T : 20:23 | トラックバック

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