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カサンドラ・ウィルソン/ニュー・ムーン・ドーター

JAZZ Vocal

2004年11月13日

カサンドラ・ウィルソン/ニュー・ムーン・ドーター Cassandra Wilson /New Moon Daughter

 こんにちは。今日はカサンドラ・ウィルソンです。90年代にジャズ界に彗星のごとく現れた大型女性ヴォーカルの名作アルバムです。その力強い歌唱力と独特の声で今や女性ヴォーカル界を代表するまでになりました。95年録音。

 このCDとの出会いは8年くらい前に仕事でニューオーリンズ→テキサス→ニューヨークと2週間ほど米に行った際のことでした。ニューオーリンズのリバー・フロントにあるCDショップで店内を歩いていますと丁度11曲目のMemphisが響いていました。初めて聴くそのヴォーカルは、黒っぽい雰囲気と低いながら絶妙な音程感を漂わせていまして、これはただ者もではないとすぐ直感しました。

 その曲調とその解釈にほれ込みまして店員にそのCDを教えてもらい、ディズニーのプーさんのビデオ(子供へのお土産)と一緒に購入しました。その1曲のためでも後悔しないと確信しておりました。ただ、8曲目のモンキーズの大ヒット曲Last Train to Clarksville(恋の終列車)も大収穫でして、こんなに素敵にしかも完全に自分の個性として消化して歌える歌手は他にそういないと思います。
 
 ちなみにニューオーリンズではフレンチ・クォーターでディキシー・ランド・ジャズを聴いたり、ミシシッピ川で船に乗ったりバスで農園に行ったりしましたね。ディキシーは本場とはいえそれほど感動はありませんでした。ニューヨークでも有名なジャズ・クラブのバートランドでライブを聴きましたね。ブロードウェイにも行きましたっけ。いずれにしろ仕事よりも大部分が余暇のような貴重な出張でした。

1. Strange Fruit
2. Love Is Blindness
3. Solomon Sang
4. Death Letter
5. Skylark
6. Find Him
7. I'm So Lonesome I Could Cry
8. Last Train To Clarksville
9. Until
10. Little Warm Death, A
11. Memphis
12. Harvest Moon

JR.comでは試聴可能です。→Cassandra Wilson /New Moon Daughter

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投稿者 Jazz Blogger T : 22:51 | トラックバック

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