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アン・バートン/バラード・アンド・バートン
JAZZ Vocal
2005年08月07日
Ann Burton/Ballads and Burton
今日はアン・バートンの名作『バラード・アンド・バートン』です。前作『ブルー・バートン』(1967)と同じピアノ・トリオにクールなサックスを加えたカルテットをバックにバラードをデリケートに歌います。パーソネルは、アン・バートン(vo)、ルイス・ヴァン・ダイク(p)、ジャック・スコルス(b)、ジョン・エンゲルス(ds)、ルディ・ブリンク(ts)。1969年録音。
このブログもそろそろスタートして1年になろうかというところです。よくこれまで続いたものだと我ながら感心しています。記事を毎日のように更新すること自体は日課として慣れてきますとそれほどの負担ではありません。やはり好きなことというのが大きいのでしょうね。それと訪問してきてくれる人がいつも確実にいるということがとても励みになっているのだと思います。
ただ一つだけ不満があるとすれば、それは大好きなアルバムを自由に聞く時間が減っているということです。例えば今日のアン・バートンの作品なども実はほんとに久しぶりなのです。どうしてもその日のブログにエントリーするものを繰り返し聞くことになりますのでね。じっくりとお気に入り作品を聴く時間が残念ながら正直いって少なくなっているというのが現状です。
アン・バートンの歌にじっくり耳を傾けますとジャズを聴くことによってもたらされる典型的な至福感を感じ取ることができます。決して滅茶苦茶うまい歌というのでもなく、むしろ素人っぽく聞こえるほどなのですが、ジャズ・フィーリングとセンスに洗練された味わいがあること、それに、ルイス・ヴァン・ダイクのピアノが実に美しい音色とツボを押えたサポートをしていることが成功の要因と思われます。
本作『バラード・アンド・バートン』と前作『ブルー・バートン』の2枚が共にジャズ・ヴォーカルの大人気盤です。本作ではテナーが参加しており少しマイルドな彩りを添えています。こういうジャズを深夜一人でお酒でも飲みながらゆっくり聴くってのは大人の楽しみってやつですね。たまに自由気ままに音楽の深みに自から嵌るというのもいいものです。
1. A Lovely Way to Spend An Evening 2:23
2. Try A Little Tenderness 5:25
3. Bang Bang 3:14
4. Someone to Watch Over Me 7:09
5. The Shadow of Your Smile 5:08
6. It Never Entered My Mind 5:21
7. That Ole Devil Called Love 2:26
8. Here's That Rainy Day 5:29
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関連エントリーはこちら。→アン・バートン『ブルー・バートン』
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投稿者 Jazz Blogger T : 23:36 | トラックバック
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