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デューク・ピアソン/プロフィール

JAZZ Piano 1

2004年12月25日

デューク・ピアソン/プロフィール Duke Pearson / Profile

 こんにちは。今日はデューク・ピアソンですね。ハイセンスで品のよい優美さと確かなスイング感で実力のあるピアニストの一人です。このプロフィールはピアソンの初リーダー・トリオ作品です。パーソネルは、デューク・ピアソン(p)、ジーン・テイラー(b)、レックス・ハンフリーズ(ds)。1959年録音。BlueNote ST-84022。

 デューク・ピアソンのピアノは一見すると特徴がなく地味っぽいのですが、よく親しんで聴きますとその味のある一級の品格に引き付けられることになります。ほんわかと和むことのできるピアノ、その魅力に一旦触れますと長く座右に置いておきたくなる類のものでしょう。昔、ブラインド・テストなる音だけ聞いて誰が演奏しているかを当てるクイズがありましたが、このピアソンは最も当てにくいピアニストの一人かもしれませんね。ですけれど日頃よく聴いているファンにとってはきっと簡単に答えられると思います。タッチに微妙ですが特徴がありますよ。
 
 全7曲。いずれも楽しめます。特に、小粋で美しいメロディの4.I'm Glad There is Youがいいですね。リリカルな曲でのピアソンの良さがよく出た演奏だと思います。絶妙なタッチセンスと、途中からアップテンポになる辺りが心地よいのです。冒頭の1.Like Someone in Loveも快適なピアノ・ジャズです。肩の凝らないgoodな演奏です。このアルバムには目立たないけれど渋くてさりげない、道端に咲く小花のキュートな美があります。

1. Like Someone In Love (Burke-Van Heusen)
2. Black Coffe (Webster-Burke)
3. Taboo (M. Lecuona)
4. I'm Glad There Is You (Madeira-Dorsey)
5. Gate City Blues (Pearson)
6. Two Mile Run (Pearson)
7. Witchcraft (Coleman-Leigh)

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投稿者 Jazz Blogger T : 21:04 | トラックバック

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