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ソニー・クラーク/ソニー・クラーク・トリオ

JAZZ Piano 1

2004年09月27日

ソニー・クラーク/ソニー・クラーク・トリオ Sonny Clark/ Sonny Clark Trio
 
 こんにちは。今日はジャズ・ピアニストのソニー・クラークのトリオ演奏をご紹介します。ご存知の方も多いと思いますし、私もやはりかなりはまっているのですが、ソニー・クラークは日本のジャズ・ファンに絶大な人気を持つピアニストなのですよ。その粒だった音の連なり感やブルースでのスイング感は独特のものがあり、一度その味をしめるとなかなか忘れがたいものになるのですね。私もそうなのですが、ブルースはちょっとという方多いと思いますが、ソニー・クラークの奏でるブルースには臭みがなくとてもクールなジャズになるのです。パーソネルは、ソニー・クラーク(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。1957.10.13.録音。BlueNote Records1579。

 私はソニー・クラークが大好きです。特にそのピアノが存分に聴けるトリオ演奏が大のお気に入りです。しかもクラークにはブルーノートとタイムの2つのレーベルにトリオ演奏のリーダーアルバムがあります。ブルーノート盤はスタンダード曲中心、タイム盤は全曲オリジナル曲の収録です。どちらも素晴らしい甲乙つけ難い演奏でジャズ・ピアノの名盤と言えるでしょう。個人的にはどちらかと言えば少しリラックス感のあるブルーノート盤を聴く機会の方が多少多いかな。特に"朝日のごとくさわやかに"などいいです。タイム盤は自作曲のみで緊張感もありピアノ芸術という意味では上でしょうね。どの曲も独特のピアノ・ソロを存分に聴くことができます。

 京都で学生時代を過ごしたのですが当時はジャズ喫茶がまだ健在の頃でよく通ってました。有名な"しあんくれ~る"とかにもよく行きましたね。マッキントッシュのアンプにJBLのスピーカー。ママさんが来られるとそろそろ閉店時間というお店でしたね。そんな真摯なジャズ喫茶で一番よく似合うと思えるのがこのソニー・クラークのブルースですね。そんな印象があります。神戸にも震災後少し状況は変わりましたが、元町にジャムジャムという昔の雰囲気そのままの素敵なジャズ喫茶がありまして、月1回くらいのペースで通ってます。コーヒー1杯で3時間粘るという芸当は歳のせいかちょい無理ですけどね。

1. Be-Bop
2. I Didn't Know What Time It Was
3. Two Bass Hit
4. Tadd's Delight
5. Softly As In A Morning Sunrise
6. I'll Remember April
7. I Didn't Know What Time It Was - (alternate take)
8. Two Bass Hit - (alternate take)
9. Tadd's Delight - (alternate take)

Sonny Clark (piano); Paul Chambers (bass); Philly Joe Jones (drums).

iTunes Music Store では試聴可能です。→Paul Chambers, Philly Joe Jones & Sonny Clark Trio - Sonny Clark Trio (The Rudy Van Gelder Edition Remastered)

amazon.comでも試聴OK。→ソニー・クラーク・トリオ(BlueNote盤)

詳しくはアマゾンでどうぞ。→ Sonny Clark/ Sonny Clark Trio


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