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YSTの激震

2006年05月08日

 4月半ばにYSTの激震がご存知のごとくありまして、私の主力サイトももろに影響を受けています。アクセス数が半減して対応する売上がが激減しています。YSTに依存していたアフィリエイト・サイト運営の危うさを直に感じとることができましたね。私同様に露骨な割切った「アフィリエイトのためのアフィリエイト」系の物販系サイトを運営している方々は同様な悲鳴をあげてらっしゃるのではないかとお察し申し上げます。基本的にYahooショッピングやYahooオークションと競合するアイテムを扱う限りは予想された展開であるはずです。
 
 実際にネットに関わることになって2年未満の私のようなネット初級者にとって、まだまだ進化を遂げつつあるこの広大なネット世界は未知の何者でもありません。この世界での弱小&個人的ウェブサイト運営、特にアフィリエイトに焦点を当てた個別サイト運営といいますものは、いわばこの深い世界に慣れ親しむための実習のような側面をいつも持っていると思うわけですね。ですから今回の激動については、とても客観的に見過ごすことができています。まあ起こるべくして起こるであろう類のものであると楽観しているというわけです。

 確かに月の収入が数万円レベルに落ち込むことはショックではあります。今後の対応を真剣に考える必要があることは確かですし、そこからさらに進歩が期待できると考えています。いつも初心者の気持ちを忘れずに謙虚にゆきたいと思います。これまではたまたまYahooに好かれていただけで、実はやはりこれはちょっとおかしなと自分ながら多少感じていたのですよ。内容のない物販系サイト、それはGoogleには全く好かれず、対照的にYahooにはよく好かれたサイト、これは象徴的な好かれ方だったのだと思います。

 キーワードの羅列と適度な外部リンクのあるサイト、そのSEOが人工的な意図的ばものであればあるほどいずれは大手検索サイトから嫌われることが予想されます。私は密かにYSTもやっとまともになったのだなと今後の来たるべき姿を予感しています。価値あるサイト、あるいは自社の利益に繋がるサイト、を検索上位に並べることが、検索およびその周辺で業を行う企業の行動原理のはずですから。ただ、Googleのこの要求への姿勢はもっと純粋であると思います。検索で作為を持たずにひたすら検索精度を上げることに注力できる、そして結局のところその価値が企業の成長を確約するというビジネス・モデルを邁進する企業姿勢は最終的にこのシェアを覆い尽くしてゆくのだろうなと思います。あるいは他の大手もこのGoogleの路線に近づいてゆくに違いないと思えるのです。

投稿者 aft : 2006年05月08日 23:08
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