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HTML文法チェックサイト

2004年12月11日

以前、h1タグの使い方にルール違反があるとSEO的に好ましくないらしい、特にYahooJapanの検索エンジンYSTにはよくないらしい、ということを書きました。そして、少し工夫してhタグの使い方を修正して反応を見ること約1ヶ月が過ぎました。それで、それまでの問題であった、Googleでは高順位で訪問者も多いのに対して、Yahooは圧倒的に低くて訪問者も10分の1程度という点についてなのですが、それが残念なことに全く改善の兆しなしという結果が判明しました。

そこで、前の時にもお世話になりましたSuーJineさんのところに再度相談してみたわけです。そうしましたら、HTML文書の文法をチェックし採点するというサイト Another HTML-lint での採点結果を示してくれていました。私の運営する別サイトなのですが、何と-246点。100点満点ですから相当悪い結果のようで、チェックしていただいた方のコメントにも、YSTでの上位表示は無理でしょうといったような意味のことが書かれていました。

こういう便利なサイトがあるということを教えていただいただけでも大変ありがたいことで、それにYSTに好まれるには文法がしっかりしていないといけないということで、そこに問題があることを顕在化させることができて大変有益であったと思います。Googleではずっと上位を占めることができていましたので、YSTがこの文法ルールで順位を落とすとすればそれはかなりの違いと言ってよいでしょう。まあ本当に有益な検索結果を導くのに、文法の細部にこだわるのは得策なのかなと疑問は残りますが、そういう方針なのですから個人サイトの管理人としましてはそれに適応してゆくしかないですね。

 というわけで、文法をいろいろ修正しましたら、おかげさまで何とか20点くらいのプラスの領域に入ることができるようになりました。この文法チェックサイトさんでは、URLを記入するだけで一瞬で採点結果が出るという凄いことをやってくれるのですが、それだけでなく、どこがどう悪いかどの程度深刻かということもわかるようになっていますので、順を追って修正してゆけば確実に改善できるという、真に優れたサービス提供サイトだと思います。

本サイト、ネットで稼ぐ!儲ける!副業生活も採点しみましたところ、メインページで-286点という途方も無く低い結果でした。これじゃYSTからの訪問客も少ないはずですよね。すぐにこちらも修正してゆきたいと考えています。あとは、どれだけYSTさんから好かれることになるかということをまた時間をかけて検証してみたいと思っています。

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アフィリエイトにも高速道路

2004年12月06日

梅田望夫という方のブログ 英語で読むITトレンド をよく訪問します。ここしばらくは4人のゲストブロガー(あのはてなCTOの伊藤直也さんも参加)による特集でしたが、本日は梅田さんご自身が久しぶりに執筆されていました。その中で興味あるお話をされていますのでアフィリエイトに関連付けて少し触れてみたいと思います。

それは梅田さんの発言に端を発する、ゲストブロガー達も引用した「高速道路」という比喩についてです。英語で読むITトレンドを読んでもらえれば理解が速いと思いますが、ざっと説明させていただきますと、梅田さんによるとこの比喩は、将棋の羽生善治さんに教えられたとのことで、最近のITの進化とインターネットの普及によって将棋の世界で何が一番変わったかという質問に対して、「将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたということだと思います。でも、その高速道路を走り切ったところで大渋滞が起きています。」との羽生さんの答え。

さらに、大渋滞について、「確かにそのレベルまでは一気に強くなれるのだが、そこまで到達した者たち同士の競争となると、勝ったり負けたりの状態になってしまい、そこから抜け出るのは難しい。一方、後ろからも高速道路を駆け抜けてくる連中が皆どんどん追いついてくるから、自然と大渋滞が起きる。最も効率のよい勉強の仕方、しかし同質の勉強の仕方で、皆が、高速道路をひた走ってくる。結果として、その一群は、確かに一つ前の世代の並のプロは追い抜いてしまう勢いなのだが、そうやって皆で到達したところで直面する大渋滞を抜け出すには、どうも全く別の要素が必要なようである。」と。

梅田さんはこの羽生さんの含蓄ある言葉に反応し、ネット産業の発展やエンジニアのキャリアに置き換えてもかなり共通点があるのではないか、と考え、その考えをゲストブロガーに提供したとのこと。さらには、次のような形で締めくくられています。

「羽生さんと会って以来、僕は毎日、この高速道路と、その先の大渋滞の意味を考え続けている。結局、羽生さんとの議論でも容易に言語化することができなかった、では大渋滞を抜けるためには何が必要なのか、ということについては、いずれ考えが深まって、いつかどこかに書ける日が来たらいいなと思う。ITやインターネットの意味を考えていく上で、ものすごく本質的な問題提起だと思うからだ。」

私、この梅田さんの話、非常におもしろいなと思いました。つまり、ITやインターネットの普及によって情報の入手に壁が無くなり、個人の努力によって相当高いレベルまで達することができるようになった現況の事情をかなり普遍的に多くの分野で共通に考えることができるということだと思います。そして、大渋滞を抜けることができるのはそのほんの一部の人であり、そこにこそプロがプロとして対応すべき本質的な課題があるということかなと思います。これはまさに、今のアフィリエイトの世界も共通の事情ではないかと、そして大渋滞に巻き込まれている自分がそこにいて、そこを抜けるためのsomethingが問題なのだ、と私は感づているつもりなのです。

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投稿者 aft : 22:56 | コメント (0) | トラックバック

アフィリエイトとは?

2004年12月04日

アフィリエイトという言葉には「提携」という意味があり、現在一般に用いられるアフィリエイトは、ウェブサイト(ホームページやメールマガジン)運営者と商品を紹介してもらいたい企業とが互いに提携を結び商品が売れたときに両者とも利益を上げられるようなしくみのことを指します。企業の商品を自分のウェブサイト上で宣伝すれば、その商品が売れたときにその代金の一部がそのウェブサイト運営者に支払われるというしくみです。

実際にどうやって利用するかは、自分のウェブサイトを運営していれば簡単で、アフィリエイトサービスを提供している企業と契約し、ウェブサイトに企業のホームページへのリンクを貼るだけです。アマゾンや楽天のように企業が単独でアフィリエイトサービスを提供しているところもありますし、登録や受付や報酬の支払いなどを代行するアフィリエイトサービスプロバイダと呼ばれる代理店を利用して開始することができます。アフィリエイトサービスプロバイダに申し込むとさまざまな企業の商品を一度に取り扱うことができます。アフィリエイトの申込には一切費用は発生しません。

したがって、アフィリエイトをやってみたいと思うときにまず必要なのがウェブサイトです。すでに自分でウェブサイトを運営しているか、まだウェブサイトを持っていない場合にはこれから作ることが必要となります。アフィリエイトの利点は、①趣味を生かしてお金が稼げる、②時間に拘束されずに副業ができる、③一度作成したサイトから何度でもお金が稼げる、などがあります。ウェブサイトの運営が長続きしなかった人も、アフィリエイトを始めると更新が楽しくなります。

アフィリエイトでどの程度のお金が稼げるかということについては、アフィリエイトを行っている人のトップ5%が全体の95%の収益を上げていると言われるほど、少数の上級者やスーパーアフィリエイターと呼ばれる人達の稼ぎは半端でなく、中には毎月100万円以上稼ぐ人もいます。副業というより本業ですね。月に数万~5万円を稼げればもう立派な中級以上のアフィリエイターだと思います。大半が大した稼ぎができていないというのが現状のようです。

アマゾンやデルコンピュータなど、リアルなお店を持たずにオンライン上だけで商売をしている企業が多くあります。そういう企業の多くはアフィリエイトを活用ししかもそれにより収益を大幅に向上させてきました。世界で最初にアフィリエイトを開始した企業が今や世界最大手の書店に急成長したアマゾン(amazon.com)です。1996年にアフィリエイト(アマゾンではアソシエイトと呼ぶ)を開始してまたたく間に数多くのウェブサイト運営者をパートナーとする販売促進ネットワークを築くことに成功し、至るところにamazon.comへの扉が設置されていったのです。その結果、競合を大きく引き離し急成長を遂げることができました。その背景にはこれら個人サイトをはじめとするアフィリエイトサイトの協力があったということです。

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投稿者 aft : 21:53 | コメント (0) | トラックバック

インターネット・マガジン1月号

2004年12月01日

毎月末28日の発売日が待ち遠しいインターネット・マガジンのこの1月号の特集は”稼げなかった人のためのもう一度始めるアフィリエイト講座”ということで興味深く拝見しました。この雑誌はインターネット情報やインタビュー記事、ウェブ情報、サイト運営、SEOなどの最新情報が適度にまとめられた、新米のウェブ作成者やアフィリエイターには大変貴重な月刊誌です。私はこの春5月くらいから毎月購入していまして、いろいろ参考にさせてもらってます。MovableTypeを使うきっかけになったのもこの雑誌のおかげです。今月号はアフィリエイト特集ということで、執筆&座談に、和田亜希子さん、伊藤直也さん、小林智子さん、石川洋一さんらはじめよくご存知の超有名人の方が多数ご登場されています。インターネット・マガジンのホームページはこちら

さて、今回話題にとりあげましたのは、特集を読んでいて感じるところがありましたので、少し披露しておきたいと思ったからです。今年ももう12月となり1年が過ぎようとしているのですが、今年はアフィリエイト元年とか言われているように私も含めて”にわか”アフィリエイターが急増しています。まあその多くが期待した収益を上げれず四苦八苦しているというのがどうも現状らしいというのがこの雑誌がその種の特集を組んだ前提となる認識のようです。

鋭い考察がいろいろ記載されていまして興味深くて楽しめる読み物になっていました。私としてはアフィリエイトを一つの趣味として捉えておりまだまだ取り組み姿勢が全く甘いのだろうなというのが読後の率直な感想なのですが、もう一方ではまさに自分のために書かれているようでしかもそのタイムリーさに驚いているというのが正直なところです。まさに手に取るように見透かされているという感じ。踊らされている自分が滑稽にも思えてきます。副題の”今度こそ5万円”という、30万とかの高嶺の花でなくて5万円というところが微妙にしっくりくるのですね。まあ、それでも真剣に隅から隅まで読みまして、どこまでも踊らされてやろうじゃないのということで開き直っているのですがね(笑)。

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投稿者 aft : 23:30 | コメント (0) | トラックバック