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英会話のNOVAのこと

だいぶ前ですが、約1ヶ月の海外出張を控えて英会話のNOVAにしばらく通いました。50回分くらいのコースを選択したように記憶しています。1回が40分でしたか、先生を大抵2人か3人の生徒で丸テーブルに囲ってのレッスンでしたね。先生が皆さん20代から30代くらいと若く、小さなスクールでしたので全員で6名くらいで男女同数くらいだったように思います。出身はアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなどでした。先生方はごく普通の外人で特に英語の教育をしっかり受けた方ではなかったように思います。皆さんユーモアがあって何十回も通いますとだいたい友達のような関係になります。

 授業の内容は一応テキストがあってそれがベースですが、半分くらいは自己紹介やその日あったことを紹介しあう雑談のようなものでした。自分のことをうまく説明して共感してほしいという衝動はごく自然なものでして、赤ちゃんが自分の欲求を母親に伝えるためにその手段としての言葉を早く覚えるように、そうしたコミュニケーションの手段としての英会話をもっとうまく使いこなそうという自然な気持ちが芽生えてくるように仕向けてくれているのですね。日本語を使わずに英語だけの環境にして、親しみのある人々と話をしたいという欲求を自然にかもしだすような工夫が施されているということです。そういうことを感じたとき、ああなるほどと納得したものでした。訓練というよりは人間の持つ本能に訴えかけて無理なく英会話を身に着けようという発想なのだと思います。NOVA以外の英会話スクールにも通いましたが、NOVAが一番楽しくてしかも成果大であったように思います。

2005年09月15日 | トラックバック EDIT

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