メイン > コエダス・アドバンス体験記 > 8/16 反論する場合の表現について

8/16 反論する場合の表現について

 コエダス・アドバンスでは英語表現の勉強をしているのですが、英会話に限らず日常の仕事の場面などで役に立つと思われる表現方法が随所に示されています。今月のVol.3では自分の意見を伝える際に使える有効な英語表現について学んでいますが、その中には「なるほど」と思えることが数多くあります。それで今日はコエダス・アドバンスのテキストからちょっとそのあたりの内容を拝借させていただきます。

 例えば、Unit 17では反論する場合のコツとして、最初に相手の考えを認める発言をしてから、自分の意見を展開した方が受け入れられやすいといったことが書かれています。そして、英文例として次が挙げられています。 I like the concept, but I don't think it will get young people to buy ice cream. これは I like ~と切り出すことでよい点もあることを認めつつ、but I don't think ~と「賛成し難い点」を think を使ってあくまで自分の考えであることを前面に出しつつ主張するというものです。

 また、反論する場合も全否定は避けて、相手の意見に一部でもうなずける点があれば、that's true や you're right などを使って相手の考えをいったん受け入れることもスムーズに話を進める上で重要とのこと。英文例として、That's true, but the "toy" doesn't have to be a bicycle. とあり、全否定せずにいったん相手の考えを認めつつ but 以下で「別の視点もあり得る」ことを示唆する表現になっています。「それではダメだ」などと言うよりも、相手への配慮が示せるし論理的に話が進められるとのことです。

 さらに、単に反論するだけでは相手も納得しないので、反対するならば根拠だけでなく、代案まで提示するのがよいとあります。例文として、It could be a video game, for example. とあり、It could be ~, for example. を使うと、控えめに提案することができます。couldは遠慮がちなニュアンスを出すとともに、for example で、「これしかないと思っているわけではない」ことを示唆ですることができる、と。

 ふむふむ、なるほど、ですね。今月のVol.3は英会話以外にも役に立つ内容になっていると思いますですね。



2005年08月16日 | トラックバック EDIT

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://dellton.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/30



 
Copyright (C) 2004-2006 iPodと英会話と音楽と All Rights Reserved.