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ジミー・レイニー/ジミー・レイニー・カルテット

ジャズ一般1

2004年12月23日

ジミー・レイニー・カルテット.jpeg Jimmy Raney / Jimmy Raney Quartet 

 こんにちは。今日はジミー・レイニーです。スタン・ゲッツとの50年初頭の録音などで活躍する名ギタリスト、ジミー・レイニーのリーダー作。本作はソニー・クラークの参加でバップとして引き締まった作品になりました。パーソネルは、ジミー・レイニー(g)、ソニー・クラーク(p)、レッド・ミッチェル(b)、ボビー・ホワイト(ds)。1954年パリ録音。Vogueレーベル。

 これは私にとって大の愛聴盤です。シンプルなモダン・ジャズの本質を直に感じることのできる当時のモダン・ジャズの自然体を伝える好アルバムです。ジミー・レイニーとソニー・クラークという組み合わせ、そして、レッド・ミッチェルが加わった54年のパリ録音、これはもう何かが生れないはずがないです。収録曲はすでにレイニーがスタン・ゲッツと共演したものが中心ですが、当然のごとく優れた新鮮なジャズが息吹いています。

 ジャズ評論家のレナード・フェザーが企画・立案した「ジャズ・クラブUSA」がヨーロッパ各地で54年初頭に公演を行いました。それがヴォーグ・オリジナル・LP・コレクションとして10インチのアナログ盤で25枚ほどが記録として残されています。本作はその内の一枚、しかも典型的な秀作と言ってよい内容です。50年代前半の前衛音楽たるべきジャズを異国の地フランスで披露する、晴れがましさとそれを歓迎するパリ大衆という文化交流の図式があり、それに存分に応えうる気鋭の若手ジャズメンの溌剌たる自由奔放な音楽という印象です。

 ソニー・クラークの潜在的なセンス、それはすでに人心を魅了するに足るものであったことが如実に示されています。むしろ、色が幾分薄い分だけいっそう好ましく思えるのは私の贔屓目でしょうか。7曲目Once in a whileのレイニーなしの記念すべきソニー・クラークのトリオ演奏を今日も4回くらいあくことなく繰り返して聴いてしまいました。やはりよいものはよいという感慨です。満足々々。

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投稿者 aft : 21:05 | コメント | トラックバック

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